昨日、Thief的な要素とThe Cityの闇に紛れるガレットの姿を雰囲気たっぷりに描いた初のトレーラー“Out of the Shadows”がお披露目を迎えたEidos Montrealの新生「Thief」ですが、本日公式Blogにて今回のトレーラーについてナラティブディレクターSteven Gallagher氏とオーディオディレクターJean-Christophe Verbert氏が質疑応答に応じた記事が公開され、これまでのシリーズでガレットを演じたアクターStephen Russellが来る新生“Thief”のガレットを担当しないことが明らかになりました。
今回はこの質疑応答から判明した情報に加え、新生Thiefの開発にあたって実物が製作されたガレットの“弓”に関する開発映像と、ストーンマーケットや時計台の再登場を含むThe Cityのロケーションに関する情報をまとめてご紹介します。
■ “Out of the Shadows”に関する質疑応答から判明した情報
- 過去作品でガレットを演じたアクターStephen Russellの起用についてはかなり前向きな検討が行われ、実際に彼のボイス録音も行ったが、本作の開発ではモーションアクターの胴体アニメーションとフェイシャル、音声を全て同時撮影するフルパフォーマンスキャプチャーが進められており、モーションアクターが演じたデータにStephenの声を当てた場合、どうしても不自然さが拭えなかった。また、新たにビジュアルが刷新されたガレットとStephenの音声の間に無視できない隔たりが認められ、ショーン・コネリーの007新作のように感じられた。
- Eidos Montrealは新生Thiefについて、ビリーバブルで説得力を持つストーリードリブンな経験を提示したいと説明している。
- 新生ガレット役のアクター紹介が近く予定されている。
- 今後数日の内に、Thiefのインゲームフッテージ公開が予定されている。
先日開催されたPAX East会場にも展示されていた新生ガレットが手にしている機械式のギミックを盛り込んだ弓ですが、これは元々開発研究とマーケティング用に作られたもので、Vin Diesel主演の人気SF映画シリーズ最新作“Riddick”や映画“プルート・ナッシュ”(The Adventures of Pluto Nash)の小道具も担当したモントリオールの“Forge”が製作を担当しています。
歴代シリーズを通じて描かれた舞台として、今作もガレットの庭となる“The City”ですが、今回の街並は小さな町ではなく、巨大なメトロポリスとしてデザインが進められており、スチームパンクやゴシックの香り漂う建築物や、かつての中世ヨーロッパを思わせる雑然とした街並、ビクトリア朝の建築様式など、幾つかのテイストが渾然一体となった新しい表情を見せています。
そんな中、Game Informerが掲載したThe CityのコンセプトアートとゲームディレクターNicolas Cantin氏の見解から、シリーズ3作目“Thief: Deadly Shadows”中に描かれた時計台と、中央を流れる川を挟んで都市の西側に広がるダウンタウンの繁華街Stonemarketが再び登場を果たすことが明らかになりました。
なお、新生Thiefの時計台はガレットの隠れ家となっており、プレイヤーの行動における中心的な役割を担うとのこと。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。