先日、UbisoftがE3開催に向けて公開したティザーイメージに“Pey’j”が登場し、何らかの動きが見られるのではないかと期待を集めたものの、結局のところ新しい展開は報じられなかったMichel Ancel氏の新作「Beyond Good & Evil 2」ですが、昨晩IGNとEurogamerのインタビューに応じたAncel氏が本作の状況について語り、次世代機向けの新作として2014年に発表される可能性が浮上しました。
具体的なスケジュールについては、ファンを失望させたくないと明言を避けた氏は、既に多くのアセットを作り上げたとふり返り、今後はこれらを組み立ててゲームを作り上げる必要があると説明。来年あたりに何らかの機会があれば、このフェーズを進めていると話すことが出来るかもしれないと語りました。
また、氏はUbisoft内部にも“Beyond Good & Evil 2”を作りたいと考えている人達が多く存在すると語った上で、2008年の発表当時に描いていたビジョンがあまりに大きすぎたことから“今世代向けの作品として実現することが出来なかった”と述べ、続編の完成には次世代機のパワーが必要であることを示唆しています。
惑星Hillysと月を舞台に世界の様々な地域を調査可能にした初代“Beyond Good & Evil”ですが、Ancel氏によると、僅か35人で開発されたオリジナルは望んだ全てのコンテンツを実装するに至らず、最終的に多くを制限する必要があったそうで、来る続編では前作よりもはるかにオープンワールドでノンリニアな世界を、複数の惑星で構成したいと“Beyond Good & Evil 2”に抱くビジョンの大きさを強調しました。
現在のビデオゲーム産業において、確固とした作家性を持つ希有な存在であるMichel Ancel氏が小規模な開発チームで粛々と進めてきた“Beyond Good & Evil 2”ですが、氏が示唆した通り来年にはUbisoftのゴーサインが得られるか、次世代機のローンチを含む今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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