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予てから“Satori”と名付けたナレッジリポジトリをベースにしたBingのデジタルアシスタント化に取り組んでいるMicrosoftですが、新たにiOSのSiriやGoogle Nowに対抗するWindows Phone 8.1のパーソナルアシスタントに「Cortana」の名称が与えられるという噂が登場し注目を集めています。

これは、IT系の大手情報サイトZDNetが匿名の情報筋から得たとして報じたもので、今年6月に流出したWindows Phone 8.1“Blue”のイメージにテストアプリらしき“zCortanaApp”の存在が確認された経緯や、VergeのMicrosoft関連ニュースを手掛けるTom Warren氏による“Cortana”の挙動に関する言及も重なり、真偽の程が気になるところ。

報告によると、パーソナルアシスタントとなる“Cortana”は、前述した“Satori”のナレッジリポジトリを利用しており、ゲームと同様に学習し利用者の状況に適合する能力を持ち、音声コマンドによる対話を実現するなど、単なるアプリを超えたシェルのコアシステムとして実装される予定とのこと。

近年、爆発的な進化を見せる自然な音声認識を中心とする周辺技術ですが、いずれ多くの人達がCortanaのようなパーソナルアシスタントを持つ時代が本当にやってくるのか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。