昨晩、舞台となる19世紀後半のロンドンを描いたGame Informer誌のカバーアートが公開されたReady At DawnのPS4向け新作アクション「The Order: 1886」ですが、本日予告通りGame Informer誌11月号のデジタル版が配信され、これまで1886年が舞台となる時代設定や歴史の“if”を扱うテーマ、謎の敵と対峙する主人公達“The Order”の存在以外に具体的なディテールがほとんど報じられていなかった本作のプロット的な背景を含む興味深い幾つかの情報が明らかになりました。
今回の特集は14ページに及ぶもので、これまでPSPタイトルを多く手掛けてきたReady At Dawnの出自やPS4開発に至る経緯、次世代機品質のキャラクターや衣装の作成など、開発サイドの情報に加え、主要キャラクターの概要や“The Order”が使用する個性的な武器など、以下のようなディテールが判明しています。
- The Order: 1886の対応プラットフォームはPS4で、ジャンルはTPSスタイルのシングルプレイヤーアクション、リリースは2014年予定。
- 本作の舞台は1886年のロンドンとなるが、プロットは7~8世紀に獣の様な特性を併せ持つ混血の人間が誕生したことを発端に勃発した人間とクリーチャーの戦いがベースとなっている。
- 混血の新種が誕生したことにより、クリーチャーとの戦いを専門とする円卓の騎士団“The Order”が形成される。彼らは奇妙なイベントを経て、人間に異常に長い寿命と驚異的な回復力を与える“Black Water”と呼ばれる物質を発見する。
- 本作の主人公達はこの“Black Water”の力によって、既に何世紀にも渡ってクリーチャーとの戦いを繰り広げており、彼らの人並み外れた優れた能力と、永遠のように続く時間の中で絶えず歴史や街並が変化し、人々が彼らの元を去り死んでいく様は、いわゆる救済と呪いの両方として機能する要素として描かれている。
- こういった背景の下で、史実とは異なる未来的な産業革命により巨大な変化が社会にもたらされた19世紀のイギリスが舞台として描かれる。
- 舞台となる1886年のイギリスでは、支配層への反発と階層的な社会構造への不満が肥大化し、これに伴い新しい脅威が出現することとなる。
- プレイヤーは“The Order”の1人Sir Galahad/Graysonとしてゲームをプレイするが、この他“The Order”の仲間として紅一点のLady Igraine/Isabeau D’Argyll、若い男性キャラクターMarquis de Lafayette、最古参の騎士であるSir Percival/Sebastian Maloryと呼ばれる3人の分隊メンバーが登場する。
- Ready at Dawnは本作にユニークなアレンジを加えたQTEを採用しており、近接攻撃時や回避時に時間経過がスローとなった状態でプレイヤーがカメラ視点を回転させることで、周辺の環境を利用する攻撃へと派生させることが可能となる。
- 本作の開発にあたって、Ready at Dawnはそれぞれがかけがえない個性を持つ武器の製作に多くの時間を費やしており、長射程のレールガン的な“Arc Gun”やショットガンとライフルを組み合わせたCombo Gun、ドラムマガジンを搭載した合金製のThermite Rifle、破裂後にばらまかれたスパイクが地雷のように機能するFrag Genadeといった武器が紹介されている。
- 開発は強力な物語によって駆動されるシングルプレイヤーに集中しており、マルチプレイヤーに関する言及は行われていない。
- ゲーム内のグラフィックスは今年6月に公開されたアナウンストレーラーの映像と同等のクオリティになる予定。
- ゲーム世界に存在するオブジェクトの多くにソフトボディPhysicsが設定されている。
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