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昨晩開催を迎えたBlizzCon 2013にて、PC版の新トレーラーと共にプレイ映像が公開されたPS4版の「Diablo III」ですが、新たにPlayStation.Blogが本作のハンズオン情報を掲載し、拡張パック“Reaper of Souls”の同梱や1080p/60fps動作の実現、コンソール版固有の新要素、Crusaderに関する概要など、興味深い新情報が多数明らかになりました。

今回はPS3版キャラクターの転送にも対応するPS4版の新情報とプレイ映像、数枚のスクリーンショットをまとめてご紹介します。

• PS4版“Diablo III”は1080p/60fpsで動作し、反射やライティングを含むシェーダーの強化やローディング時間の短縮といった改善が図られている。
• DualShock 4のタッチパッド機能については現在も調整が進められているが、インベントリやスキルセクションの選択に利用可能な左/右へのスワイプを含むジェスチャーベースのコマンドなど、ラジアルメニューを補足する機能が実装される予定。
• DualShock 4のライトバーがプレイヤー毎に異なる色で発光する。
• PS3版のプレイヤーキャラクターをPS4に転送可能。ただし、転送はPS3からPS4のみで、PS4からPS3への転送は出来ない。
• PS Vitaを利用したリモートプレイはBlizzard内でテストされたが、解像度に対する懸念が残されている。BlizzardのMatthew Berger氏によると、視野には入っているとのこと。
• PS4版のリリース時期については明らかにされていないが、PC版のReaper of Soulsリリースよりも遅くなる予定とのこと。
• PS4版にはコンソール版特有の新要素として、レジェンダリアイテムの入手時に友人向けのギフトとして送付可能な別のボーナスアイテムが与えられる。これは“Gift for フレンド名”の表記でドロップし、これを拾い上げた場合、友人に送付される。フレンド向けのボーナスアイテムはレアかレジェンダリ品となる。
• フレンド向けのボーナスアイテムは、非同期型のマルチプレイヤーを補足する要素として導入されたものだが、さらなる非同期型マルチプレイヤーの新要素として、“Avenger Kill”と呼ばれるシステムが導入される。これはゲームプレイ中にプレイヤーを殺害したモンスターがレベルアップし、特別なポータルへの逃げ込むもので、ポータルに逃げ込んだモンスターは、その後フレンドリスト上のプレイヤーをターゲットとして選び、ターゲットとなったプレイヤーがオンラインプレイを開始した際に、このモンスターが登場する特別なイベントが発生する。
• このレベルアップした敵を倒した場合、“Matthew’s Bane”と呼ばれる特別なタイトルが得られるが、プレイヤーがモンスターに殺害された場合、このモンスターは再びレベルアップし、ポータルへと進入。再度フレンドリストから新たなターゲットを選定する。
• レベルアップした敵を無事倒した場合には、討伐したプレイヤーとモンスターを生んだプレイヤー（もしくは最後に殺害されモンスターをレベルアップさせたプレイヤー）にアイテムが与えられる。
• このレベルアップしたモンスターの強さについては現在もBlizzard内部で審議中だが、余りにも強く成長した場合には最終的にモンスターがリタイアする案も用意されているとのこと。

■ 新クラスCrusaderについて

• Blizzardのデザインチームが“人間の作った戦闘マシーン”と評するCrusaderは、近接距離で攻撃を行うものの、多数のエリア攻撃とBuffに加え、中距離レンジの攻撃手段を所有している。
• Crusaderが利用可能なスキルの一部として以下の内容が紹介された。
  • Smash：反撃のリスクに身を晒すことなくCrusaderの少し前方を攻撃するスキル。
  • Consecrate：画面上の広いエリアを対象にヒーリング効果を味方に与えるエリア効果Buff。
  • Laws of Valor：Consecrateとは異なるBuffで、こちらは味方に直接的なダメージBuffを提供する。
  • Falling Sword：比較的長めのクールダウンを持つ非常に強力な攻撃。Crusaderが小さく空中に飛び上がり、地面へと激しく着地し、周辺の敵にダメージを与える。
  • Steed Charge：離脱又は敵陣へのチャージに利用可能な移動スキル。Crusaderが馬の幽霊に乗り移動する。ルーンの選択によっては馬の足跡に炎が残る。
  • Heavenly Strength：Crusaderがシールドを装備した状態で、両手武器の使用を可能にするパッシブスキル。