昨年11月に海外でローンチを迎え、2Dと3D世界が交錯する独創的なゲーム性と優れたストーリーテリングが評価されたCompulsion Gamesのパズルプラットフォーマー“Contrast”ですが、本日ズーがプレスリリースを発行し、PS3版「コントラスト」の国内発売が2014年3月13日に決定したことが明らかになりました。
また、発表に併せて本作の素敵な世界観とプロットの背景を紹介する日本語字幕入りのトレーラーと、主人公ディディの紹介トレーラーが公開されています。
日本語版コントラストの商品情報
- 言語:日本語版(テキストローカライズ)
- 仕様:製品版
- ジャンル:アクション + パズル
- プレイ人数:1人(オフラインプレイ)
- 発売日:2014年 3月13日 発売
- 定価:1,800円 (税込)
- 販売形態:PlayStation(R)Store ダウンロード専用販売
- CERO:CERO B
- 公式サイト:http://contrast-thegame.zoo.co.jp
ストーリー
「コントラスト」の物語は1920年代の、とある少女の部屋から始まります。
ディディは母親のカットとふたりで暮らす、しっかり者で冒険好きな女の子です。
父親は家におらず、ディディは暇さえあればたったひとりの友だちである若い娘、ドーンとの空想にふけっています。
ドーンはよくディディに会いに来ますが、それはいつもディディがひとりの時だけです。この数ヶ月、母親のカットは街で一番のキャバレー、『ゴーストノート』で主役の座をつかむために必死で頑張ってきました。
そして今夜がショーの本番。カットにとっては最初で最後のチャンスですが、ディディを一緒に連れていくことはできません。その頃、カットの別れた夫ジョニーが街へ帰ってきます。
豪華なサーカスを興行して、カットとやり直すために…。
ショーを是が非でも成功させたいジョニーは、地元の奇術師グレート・ヴィンツェンゾに協力を仰ごうと考えます。
しかし、名うてのギャングたちとの悪しき因縁により、ジョニーの命運は尽きようとしていました。
そしておそらく時間も。一方、ディディを寝かしつけたカットは、『ゴーストノート』へと向かいます……。
キャラクター
「コントラスト」でプレイヤーが操作するのは、ディディの空想が創り出した友達、ドーン。ドーンは年齢不詳の若い女性で、ゲームのメインキャラクターでありながら、その素性は謎に包まれています。ドーンは影に生きる影の女性であり、「コントラスト」の光と影の世界を自在に行き来することができます。ダンサーか曲芸師になりたいというディディの夢を反映して、ドーンは曲芸師の恰好をしています。
この世界では”大人”は影として登場し、また、ドーンはディディにしか見えません。
プレイヤーが直接操作することはできませんが、ディディもまたゲームのメインキャラクターのひとりです。プレイヤーが旅する世界はディディにとっての現実であり、ドーンはこの陰鬱な現実に苦しむディディを助けるために現れました。ディディは謀略に満ちた世界に生きる、心のたくましい、利発な9歳の女の子。かなりのおてんばでもある彼女は、ゲームの進行中、ことあるごとにドーンに語りかけてきます。
ドーンはディディと共にこの不思議な世界で謎を解きながら物語を進めていきます。
ゲームプレイについて
「コントラスト」はプラットフォーム型アクションとパズルという2つのジャンルが融合したゲームです。
■ アクションパート
ゲームは伝統的な三人称視点による3Dの世界から始まります。プレイヤーはジャンプ、ダッシュ(もろい壁などを破壊できる)、影へのシフトといったアクションが可能です。
しかし、プレイヤーが影に変身した瞬間、ステージは横スクロール型の二次元ビューに切り替わります。このビューでは、壁にうつる影の上を跳び渡りながら進んでいきます。動いている影は避けないと影の世界から追い出されてしまう場合があるので注意。また、影の姿でもプレイヤーはジャンプしたり、影の柱などをダッシュで通り抜けたりできます。■ パズルパート
パズルパートでは頭を使わないと先へは進めず、ゲームの最初で学んだ基本アクションを駆使することが求められます。例えばプレイヤーはパネルや光源を動かして、壁にうつる影の位置やサイズを変化させる必要があります。これにより、プレイヤーは最初は到達できそうになかった場所へも行けるようになります(下のスクリーンショットで参照:光源を動かし、2階へ上がるための土台を作り、影にシフトして、2階へ移動します)。
魅力的なステージ環境
「コントラスト」の幻想的な情景は、フィルムノワールの世界観と、1920~30年代のヴォードヴィル風ヨーロッパを美しくブレンドしたもの。
建物は19世紀末のアールヌーボー様式と、より幾何学的なアールデコ様式を融合させたデザインを軸に、そこにベニスやリスボン、バルセロナ等の地中海の都市で見かけるような朽ちかけた建物や、曲がりくねった路地を組み合わせています。
これらはすべてディディにとっての世界を表現したもの。ドーンとディディが交流する「コントラスト」の世界は、幼い子どもだけが住むことの許される特別な世界をビジュアル化したものであり、大人たちが子どもの目で見るような驚きでもって体験できる世界と言えます。それは我々が親しみを覚える世界であり、ディディとドーンだけに見える現実の断片と寂寥美、イマジネーションが生んだ世界なのです(この世界では大人は影として登場します)。
もっとも、この世界がプレイヤーに牙を剥くこともあります。例えばステージ内の多くの場所は壊れており、プレイヤーは隙間に落ちないよう慎重に進んでいくことを強いられます。それでも光のトリックを駆使し、オブジェクトを動かして新たに影を創り出すことで、どんなに危険なパートでも先へ進めるようになります。
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