2014年5月29日 10:46 by katakori

2012年12月19日に再建に向けて被害を最小限に食い止める“計画的な”売却を念頭に置いた11章申請を行ったものの、連邦破産裁判所から独占的な取り組みに待ったが掛かり、その後多くのパブリッシャーが資産の売却オークションに参加したことから、完全な閉鎖を迎える結果となってしまった「THQ」ですが、新たにRedditユーザーのSoulessgingrさんがかつてTHQが入居していたビルの内部を撮影し、かつての宣伝素材や設備、巨大なスペースマリーンのレプリカが残されたまま無人の廃墟となったTHQ本社の興味深いイメージが公開されました。

THQの資産売却に絡む企業に勤務するSoulessgingrさんの報告によると、旧本社内部にはケーブルやモニター、ルータ、テレビといったハードウェアが乱雑に捨てられた状態で存在しているほか、THQの関係者と連絡は全く取れず、現在内部に残された全ての設備や宣材、ハードウェアといった物品はビルのオーナーがTHQから買い受けた“らしい”とのこと。

スペースマリーンやデス、サウスパーク、セインツ達の寂しそうな姿や、華やかさを失い見る影もないアワードのトロフィー達、20年を超える歴史の重みを感じさせる発売タイトルのパッケージなど、文字通り諸行無常というほかない興味深いイメージは以下からご確認下さい。