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UPDATE2：7月3日10:06

昨日、オフィスが閉鎖され、事務用品が売りに出されたことからスタジオの閉鎖が噂されていた「Airtight Games」ですが、新たにスタジオの公式Twitterがスタジオの閉鎖が事実であることを示すお別れのメッセージを投稿し、10年に渡ってスタジオを支えたファンや家族、友人達、そして“Dark Void”と“Quantum Conundrum”、“Murdered: Soul Suspect”といった作品を生んだ仲間達に大きな感謝を伝えました。

Thanks to all of the fans, family, friends and colleagues who supported us and made the last 10 years possible.

— Airtight Games (@AirtightGames) 2014, 7月 2

Thanks to all of the amazing people that worked on Dark Void, Quantum Conundrum, Murdered, Soul Fjord, Pixld and DerpBike.

— Airtight Games (@AirtightGames) 2014, 7月 2

以下、更新前の本文となります。

先日、意欲的な設定のアドベンチャー作品“Murdered: Soul Suspect”の海外ローンチを果たしたデベロッパ「Airtight Games」ですが、本日GeekWireがスタジオの閉鎖を報告し、事実確認が待たれる状況となっています。

これは、本日ワシントン州レドモンドのスタジオを訪れたGeekWireがオフィスの閉鎖を示す張り紙と、Airtightが使用していた事務用品の割引販売を確認し報告したもので、空になったオフィスの入り口や放置されたPC、散乱したE3アワード関連のリボンなど、GeekWireが現地で撮影した数点のイメージも掲載されています。

2004年に設立された“Airtight Games”は、ニコラ・テスラが登場するスチームパンクなアクションシューター“Dark Void”を手掛け、2009年12月には“Portal”を生んだクリエイターとして知られるKim Swift女史を迎え“Quantum Conundrum”を世に送り出したことでも知られる独立系スタジオですが、今年初めには14人の開発者を対象にしたレイオフが実施され、4月にはKim Swift女史がAmazon Game Studiosへと移籍するなど、開発規模に問題を抱える状況となっていました。

今のところ、公式サイトやTwitter、Facebookはまだ健在ながら、新しい動きや報告は行われておらず、近く正式な確認が行われるか、続報が待たれるところです。