著名なYoutuberやプレイヤー、ファンコミュニティを利用したプロモーションを目にする機会が増えている昨今のビデオゲーム産業ですが、新たに映画関連の情報でお馴染みのVarietyがアメリカの13歳から18歳の若者に最も影響を与える著名人を調べた統計調査の結果を発表し、ケイティ・ペリーやジェニファー・ローレンス、セス・ローゲンといったお馴染みのセレブ達を抑え、ゲーム関連のパロディも多く扱うSmoshやゲームプレイ映像の配信でお馴染みのPewDiePieを含む著名なYoutuber達がトップ5を独占したことが明らかになりました。
今回の統計調査は、Varietyがセレブのブランド戦略を専門に扱うJeetendr Sehdev氏に依頼したもので、今年3月時点で13歳から17歳だった若者1,500人から得た回答を元に算出したスコアによるランキングとなっています。
なお、最も強い影響力を持つ非Youtuberは昨年11月に不幸な事故でこの世を去った俳優ポール・ウォーカーで、続いてジェニファー・ローレンスとケイティ・ペリーの名が挙がる状況となっており、馴染み深いハリウッドスター達が軒並み10位以下に位置するなど、国内でも同様の現象を想起させる非常に興味深い現状が確認できます。
調査時に得られたコメントやフィードバックによると、10代の若者達は注意深く構成されたビジネス的なイメージ戦略を持たないYoutuberとの距離感に伴う親密で本物の経験を楽しんでおり、ハリウッドの権力者達によって抑制されるセレブ達の行動よりも、Youtuber達のより率直なユーモアやフィルターの欠落に伴う利己主義、体を張ったリスクに対するスピリットといった要素を高く評価しているとのこと。(※ 一方で、セレブ達の影響力が醜聞によって駆動される側面も対象的な要因として挙げられる)
近年台頭著しいYoutuber達の活躍ですが、今回の調査から浮上した現象や傾向が今後さらに進行することは間違いないと言え、年間に400万ドル(約4億円)を超える広告収入をYoutubeから得ていることが報じられたPewDiePieに象徴されるYoutubeスター達の成功や、ビデオゲーム産業を襲う変化の潮流に改めて注目が集まるところです。
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