PSXパネルにて上映された「The Order: 1886」の臨場感溢れるカットシーンが登場、キャラクター描写に関する興味深いディテールも

2014年12月9日 13:30 by katakori
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「The Order: 1886」

先日開催された“The Game Awards 2014”にて新トレーラーが公開され、続く“PlayStation Experience”イベントにて新たなゲームプレイのデモンストレーションがお披露目されたReady at Dawnの新作「The Order: 1886」ですが、新たにPSXイベント初日に開催されたビデオゲームのストーリーテリングに関する豪華なパネルディスカッション“Storytelling in Video Games Panel”の様子を撮影した映像が正式に公開され、“The Order: 1886”のゲームプレイとシームレスに描かれるリアルタイムのカットシーン映像が登場。その圧倒的なクオリティと、クリエイティブディレクターRu Weerasuriya氏が明かしたストーリーテリングにまつわるディテールが注目を集めています。

PSXパネルにて上映された件のカットシーン(※ 正常に再生されない場合は14分30秒から)
  • 今回提示されたデモはPSXイベント会場に出展されたプレイアブルなビルドに実装済みのリアルタイムカットシーン。
  • Ready at DawnのクリエイティブディレクターRu Weerasuriya氏は、リアルな没入感が得られるこのシーンを特別なものに仕上げたキャラクターがOrderの女性騎士レディー・イグレインだと説明。カットシーンの開始から20秒程度、映像の15分1秒あたりで、口論している老騎士パーシヴァルの姿を映すカメラの前をイグレインが横切るシーンが確認できるが、この箇所は当初予定になかったもので、撮影中にアクターが正確なキューに従わず写り込んでしまったデータを利用したとのこと。Weerasuriya氏は、同様に俳優の自然なリアクションを捉えた即興が本作のカットシーンをリアルなものにしていると説明している。
  • また、Weerasuriya氏はゲーム開発においてゲームメカニクスが時折ストーリーテリングを改善する場合があると説明。主人公であるガラハッド卿が当初は人類に対する反逆を阻止するヒーローと受け取られるものの、ゲームメカニクスがプレイヤーに強いる無慈悲な殺害は、暴力に対して注意を払うべきガラハッド卿の英雄性と矛盾するビデオゲーム特有の問題を孕んでいることを提示した上で、この構造が何世紀にもわたって生きながらえ人類を守るべく戦うガラハッド卿がある側面において“目的が手段を正当化する”ことを理解し承知する人物であり、シェープシフターから人類を守る長い戦いを経て、既に自分自身の人間性自体から剥離した存在であることを表していると明かしている。
参考:PSXイベントにて撮影されたプレイアブルデモの直撮り、同じデッキシーンが確認できる

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