「Gears of War 4」はシリーズ本来の魅力に立ち返るダークで深い物語を描く、Rod Fergusson氏が最新作の方向性に言及

2015年8月4日 14:42 by katakori
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「Gears of War 4」

先日、主要キャラクターと見られるJDとKaitのアートワークをご紹介したThe Coalitionの「Gears of War 4」ですが、新たにRod Fergusson氏が来る最新作のコンセプトや方向性に言及し、“Gears of War 4”が初代“Gears of War”をオリジナリティ溢れる興味深い作品に昇華させた“謎めいた雰囲気や夜の闇に潜むモンスターを恐れるような恐怖感”に立ち返る作品だと明らかにしました。

これは、Rod Fergusson氏がIGNのインタビューに応じ明言したもので、本来“怪物”にまつわるゲームだった作品がシリーズと共に拡張を重ねたことで、前作“Gears of War 3”が(善悪のはっきりした)派手な戦争ゲームとなり、敵であるローカストの存在がもはや恐怖の対象ではなくなったと語った氏は、最新作が前述した初代のオリジナリティを挙げ、より個人的で奥深く、ダークかつミステリアスな、そして人間を連れ去る化け物に恐怖するような作品に立ち返ると説明。E3にてお披露目したゲームプレイ映像がまさに最新作の雰囲気やトーンを伝えるものだったと強調しています。

参考:6月に公開された“Gears of War 4”のゲームプレイトレーラー

また、氏は鍛え抜かれたベテラン兵士であるマーカスに比べてまだ若いJDとKaitを描く最新作が、20代そこそこのキャラクターが大きな成長を見せる機会を持つ作品だと述べ、キャラクターそのものがゲームに与える影響もより大きくなり得ると説明。かつて善悪をはっきりと明示する勧善懲悪が求められた10年前に比べて、ビデオゲームを巡る物語は大きくその様相を変えたと語った氏は、昨今の聴衆が、何が正しく何が間違っているか、単一の解釈を提示しない、よりグレーで道義的に曖昧な物語を望んでいるとの見解を提示しています。

こういった見解を以てシリーズの成り立ちを振り返った氏は、“Gears of War 4”の開発にあたって現在のシューター作品に追従するのではなく、むしろ“Gears”を“Gears”たらしめた要素に忠実であることによって最新作をリードしたいと発言。これを実現するためにThe CoalitionがCo-op要素に再帰することを明かし、ゲームプレイの経験を2人で共有することは実に素晴らしいとアピールしました。

予てから原点回帰を強く掲げ、そこに新しい革新を導入すると強調してきたRod Fergusson氏ですが、今回氏が提示したシリーズの出自と魅力、(若い主人公達の)成長の機会はまさにシリーズのリブートにふさわしい要素だと言え、初代の見事なリマスターを手掛けたThe Coalitionがどんな新しい出発を提示するのか、今後の続報に改めて大きな期待が掛かるところです。

情報元:IGN, GameSpot

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