先日、俳優ジェレミー・アイアンズとブレンダン・グリーソンの起用をご紹介したたマイケル・ファスベンダー主演の映画「Assassin’s Creed」ですが、新たに本作の製作を率いるUbisoft Motion PicturesのボスJean Julien Baronnet氏が仏Premiere誌のインタビューに応じ、映画版が目指す作品の方向性や製作費、シリーズ特有の特異なプロット構成等に関する興味深い見解を明らかにしました。
- Jean Julien Baronnet氏は、改めて映画“Assassin’s Creed”がインディペンデント作品であることを挙げ、これまでの映画化とはまず成り立ちから異なる取り組みであることを強調。監督や俳優など、それぞれに適した人材を起用していることをアピールしている。(※ このインディペンデントは所謂ビデオゲーム的なインディーではなく、ハリウッドメジャーに属さない作品であることを指している。なお、ハリウッドメジャーはDisneyとSony Pictures、Paramount Pictures、20th Century Fox、Universal Pictures、Warner Bros.の計6社)
- 当初、映画“Assassin’s Creed”は1億ドル規模のインディペンデント作品であることが報じられていたが、最新のインタビューによると、現在の製作費はなんと1億5,000万ドルから2億ドル規模に達しているとのこと。(参考:国内で8月に公開された映画“ジュラシック・ワールド”の製作費が約1億5,000万ドル)
- Jean Julien Baronnet氏は映画“Assassin’s Creed”のプロジェクトが、映画“バットマン ビギンズ”や“ブレードランナー”といった作品をモデルに進められたと説明。氏はさらに、本作の目標がまさにこういった作品だと明らかにしている。
- 予てから報じられている通り、映画“Assassin’s Creed”の製作において、Ubisoftはシリーズの重要な要素に対するクリエイティブコントロールを保持している。また、氏はこれを失うことがビデオゲームの映画化がことごとく失敗する多くの要因であることを挙げ、本作がそういった問題を抱えていないことを強調している。
- 映画“Assassin’s Creed”は、大きく3つに分類されるオーディエンスを想定している。
- 氏が9,500万人規模と語るUbisoft作品のゲームを楽しむファン達
- スター・ウォーズやスパイダーマンといった作品に足を運ぶメインストリーム層
- そもそもAssassin’s Creed映画を見るつもりではない、ミニシアター系のインディペンデント作品を好む層(※ マイケル・ファスベンダーやマリオン・コティアール、アリアン・ラベド、ドゥニ・メノーシェ、マイケル・K・ウィリアムズといった素晴らしいキャストに加え、マクベスや“Snowtown”を手掛けたジャスティン・カーゼルが監督を務める本作の体制を担保とする見解だと思われる)
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