多数の拡張と修正をもたらす「Destiny」の2.0.1パッチが配信、アイアンバナーにも適用される新たなダメージ調整の情報も

2015年10月14日 18:20 by katakori
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「Destiny」

エモートとシルバーの販売開始や新アイテムの噂が注目を集める「Destiny」ですが、昨晩これらの新要素を導入する2.0.1パッチが適用され、多数の修正や改善を含むパッチノートが公開されたほか、最新のアイアンバナーを含めレベルアドバンテージが有効なクルーシブルに適用される新たなダメージ調整カーブに関する興味深い情報が明らかになっています。

新たに提示されたダメージ調整曲線には、刷新された光値によるアドバンテージが生じるシチュエーションで最も一般的と思われる280台から300台の対戦時(光値にして10から30程度の差)におけるダメージ倍率の変化が時期別にまとめられていますので、最新のアイアンバナーに参戦予定の方は1度確認しておいてはいかがでしょうか。

今回はダメージ調整の情報に加え、2.0.1アップデートのパッチノートに含まれるアイアンバナーやオシリスの試練の拡張、エキゾチック防具のリフォージ導入といった興味深い変更点を幾つか抜粋してご紹介します。

レベルアドバンテージが有効な場合の新たなダメージ調整曲線について

「Destiny」

新たに公開された最新のダメージ調整曲線は、ダメージ倍率(縦)と“Delta”と呼ばれるレベル差の単位(横)を軸に、Destinyのローンチ時とHouse of Wolves期、2014年秋に適用されたアイアンバナー2.0期、TKKのローンチ後に分類しまとめたもので、実際には多数のシークレットな計算式が存在するものの、一先ず現在の“Delta”1単位は刷新された光値“10”に相当することが明記されています。(例:光値280のガーディアンが光値300のガーディアンを攻撃した場合、デルタのアドバンテージレベルは2となり、同レベル時の攻撃に対して0.96倍程度のダメージに抑えられてしまう)

このグラフを見ると、ローンチ時のアイアンバナーにおけるレベルアドバンテージの調整率が最大0.8倍のソフトキャップとなっており、レベル差によるアドバンテージが対戦時に十分得られないと紛糾した問題の要因が確認出来るほか、House of Wolves期とアイアンバナー2.0期においては、デルタ10のアドバンテージでダメージ倍率が0.1に固定され、現在の光値で換算した場合、200のガーディアンが300のガーディアンを攻撃した場合、ダメージが僅か1割しか通らない厳しい調整となっています。

これに対して、刷新されたTKKの光値とダメージカーブは、光値150程度の差でもある程度は戦える現実的な倍率を維持しており、今後幅広いエンドゲームコンテンツに対応可能な調整となっていることが窺えます。(例:最新のアイアンバナーにおける推奨の光値は230となっており、230のガーディアンが300のガーディアンを攻撃した場合のダメージ係数は0.85となる。これがHoW期とアイアンバナー2.0期だった場合、ダメージ係数は0.7となり、かなり厳しい戦いとなることが分かる)

「Destiny」

このイメージは、最もアドバンテージが発生しやすいデルタの変化を拡大したものですが、これを見ると最新のダメージ曲線が幅広いプレイヤー間の対戦をカバーする一方で、アイアンバナー等で最も一般的と思われる280台から300台辺りの戦闘(※ 光値にして10~30程度の差)においては、HoW期とアイアンバナー2.0期よりもダメージ倍率が低めに設定されており、以前に比べて互いの光値が近いほどレベルアドバンテージの影響が大きいことが見てとれます。

これを以て、DeeJは今回の記事を「パワーは“まだ”重要」と題しており、エンドゲームにおける光の僅かな差がより大きなアドバンテージを生む好ましい調整をもたらしたことを強調しています。

「Destiny」2.0.1パッチの主な変更点について

今回のパッチノートには、エモートの販売開始や特典アイテムに絡む修正対応、威力の減衰を抑えていたショットガンの集中型廃止を含む武器のバランス調整、各種アクティビティ向けの細かな調整/修正に加え、アイアンバナーやオシリスの試練向けの拡張、エキゾチック防具のリフォージといった幾つか興味深い変更点が記載されています。

特にアイアンバナーとオシリスの試練については、直近のイベントに関連する内容となっていますので、今一度最新の情報を確認しておいてはいかがでしょうか。

“アイアンバナー”について

  • アイアンバナーの開催は10月13日から10月19日まで。
  • 参加にはレベル40のキャラクターが必要。
  • 光値230以上を推奨。
  • マッチの完了リワードがアイアンバナーの主要なリワードとなるよう改訂。
  • マッチの完了リワードに、サラディン卿が販売するアイテムを含む武器と防具が追加される。
  • サラディン卿の販売に新たなエンブレムを追加。
  • サラディン卿が報酬にレジェンダリーの紋章を含む3種の日刊バウンティと3種の週刊バウンティを提供する。
  • サラディン卿が販売するアイテムの購入にレジェンダリーの紋章が必要となる。
  • イベント中は、キャラクター向けのバフが自動的に適用され、イベント週の日程が進む毎にその効果が増加する。

“オシリスの試練”について

  • オシリスの試練の開催は10月16日から18日まで。
  • 参加にはレベル40のキャラクターが必要。
  • 参加には最低251の光値が必要。推奨の光値は290となる。
  • 勝利したチームに対して“オシリスの試練”の装備がリワードとして直接与えられる。
  • 全勝プレイヤーには引き続きライトハウスへの招待が用意されている。
  • 9勝後も“オシリスの試練”がプレイ可能。なお、リワードは9勝で頂点に達する。
  • “オシリスの恩恵”の情報を含む“試練の証”の詳細ページが用意される。
  • “オシリスの恩恵”は、修道士バンスではなく、“試練の証”の詳細ページから購入可能となる。
  • “オシリスの試練”を開始した場合、“オシリスの恩恵”は購入できない。
  • ライトハウスで見つかった幾つかのアイテムを含め、“オシリスの恩恵”の装備が修道士バンスから購入可能となる。
  • 修道士バンスがレジェンダリーの紋章を報酬とするバウンティを取り扱う。
  • クリーシブル用のバウンティが“オシリスの試練”で達成可能となる。
  • ライトハウスへと到達する競争を激化させるようマッチメイキングが更新される。

その他の新要素について

  • エキゾチック防具に各ノードの振り直しを可能にするリフォージ用のノード“Twist Fate”(アーマーを変改)が導入される。アーマーのリフォージには、グリマーとアーマーの材料、ガラスの針(Glass Needle)が必要となる。ガラスの針は、Xurから購入可能となる予定。
情報元及びイメージ:Bungie.net, Bungie.net

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