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ここ数年に渡って何度も復活の噂や実現しなかった取り組みに関する話題が定期的に浮上する「Crash Bandicoot」（クラッシュ・バンディクー）シリーズですが、現在開催中のNew York Toy FairにてNECAの製品開発を率いるRandy Falk氏がPixelDanのインタビューに応じ、クラッシュ・バンディクーの復活を示唆。予てから重ねられてきた布石が遂に実現するかと注目を集める状況となっていました。

そんな中、新たにNECAがGameSpotの確認に応じ、今回の噂が氏の発言を誤解したものだと語り、NECAがクラッシュ・バンディクーの復活を明らかにしたわけではないと報告しました。

これは、PixelDanのインタビューに出演したRandy Falk氏が、NECAがSonyと再び提携を果たすことが出来た語り、ネイトやサックボーイ、クレイトスさんといったSonyの代表的な作品の商品化を紹介した際に発言したもので、氏はNECAがその他のタイトルにも注視している事を挙げ、彼ら（Sony）はクラッシュ・バンディクーを復活させるようだと発言。これが噂の発端となっていました。

なお、その後GameSpotの確認に応じたNECAは、この発言がクラッシュ・バンディクーの復活を意味する発言ではなかったと明言。Randy Falk氏がNew York Toy Fairに出席する直前にフェイクのファンメイドイメージを目にしたことから、もしゲームが復活するようであれば、是非NECAが商品化に取り組みたいという意欲を示したものだと説明しています。

予てからActivisionとSonyを巡る権利関係の話題や、SCEAのCEO Shawn Layden氏がクラッシュのTシャツを着てPSXイベントに登壇するなど、示唆的な符丁が数多く浮上している“クラッシュ・バンディクー”ですが、果たして今回の噂と報告は言明通りの流れだったのか、それとも何らかのうっかりだったのか、一先ず今後の動向に改めて注目が集まるところです。