新パッチと第1弾DLC“Underground”(Xbox One/PC)の配信スケジュールがアナウンスされた「Tom Clancy’s The Division」(ディビジョン)ですが、新たにアップデート1.3の目玉となる大規模な武器バランスの調整に関する詳細がアナウンスされ、現在支配的なAug/ヴェクターとM1Aの組み合わせの有効性を緩和し、武器の選択肢に新たな幅を持たせる多彩な取り組みの数々が明らかになりました。
今回の調整には、無駄なクラフトを軽減することで武器タイプの選択肢を増やす武器タレント向けのリロール/再調整機能や、ダークゾーンで猛威を振るっていた炸裂弾と焼夷弾に関する調整も含まれていますので、まずは6月28日の新パッチ/Underground導入に向けて、変更点の概要をチェックしておいてはいかがでしょうか。
■ 来る武器バランス調整の概要
- 現状、サブマシンガンとマークスマンライフル(特にAug/ヴェクターとM1A)の組み合わせが支配的である状況を緩和し、よりよいバランスをもたらすべく、主に以下のような変更が導入される。
- 各武器カテゴリに新たなユニークボーナスを追加。
- ショットガンのダメージアウトプットを増加。
- Augとヴェクターのダメージを減少。
- M1A向けの調整を導入。
- 武器タレントのリロール/再調整を導入。
- 特殊弾薬向けの調整を導入。
■ 新たな武器ボーナスを導入
- プレイスタイルに大きく影響する武器の選択により多くのバリエーションをもたらすべく、それぞれの武器カテゴリに新たなユニークボーナスを導入し、サブマシンガンの効果を変更する。
- サブマシンガン:クリティカル率に代わって、クリティカルダメージが適用される。これに伴い、より高いクリティカル率を保つためには、さらに装備品とStats選択の吟味が必要となる。
- ライトマシンガン:カバー状態にない敵に対するダメージを25%増加。ライトマシンガンは、大きなマガジンサイズを活かし、カバーからのエリアコントロールに秀でるスタイルとなる。
- ショットガン:命中したNPCをつまずかせ、バランスを失わせるよろめきボーナスが付与される。ただし、対人戦には影響しない。また、武器レベルに応じて、最大30%のベースダメージ増が適用される。
- アサルトライフル:敵に対するアーマーダメージボーナスが付与される。これにより、アサルトライフルはPvEにおいてさらに強力な武器となる。
- マークスマンライフル:変更無し
■ “Aug”と“ヴェクター”の変更について
- サブマシンガンにおいて高い使用率を誇る“Aug”と“ヴェクター”のダメージを10%減少させる。
- サブマシンガンは、クリティカルヒットからより高いダメージを得て、多くの弾丸を目標に命中させることに依存する局所戦向けの武器と想定される。
■ “M1A”の変更について
- マークスマンライフル“M1A”の最小命中率の上限を増加させ、連続して発砲する際に、クロスヘアが以前よりも大きなサイズに広がるよう変更される。
■ ユニークタレントを持つ新たな武器の導入
- “Underground”DLCの導入に伴い、新たな武器タイプが導入される。これらは、それぞれユニークタレントと独自のバランスを持つ。
- ネームドショットガン Showstopper(フルオートマチックショットガン):武器タレント[Showstopper] – 残弾数が減ると命中率が上昇する。
- アサルトライフル G36:武器タレント[Focused] – 各スキルがクールダウン状態にない場合、武器ダメージがx%上昇する。
- マークスマンライフル SVD:武器タレント[Decisive] – ターゲットを殺害した際、次のショットが自動的にクリティカルヒットとなる。
- サブマシンガン PP-19:武器タレント[Hurried] – クリティカルヒットがそれぞれ次のリロード時間y秒をx%短縮させる。
■ 武器タレントの仕様変更
- 現行の武器タレントは、武器の選択と強化において大きな決定的な要因の1つであり、武器を獲得することはRNG(※ Random Number Generatorの略、いわゆるランダム生成)に依存している。これを変更するために、武器タレントのリロール/再調整を可能にする。
- 武器タレントの再調整には、“Weapon Kit”と呼ばれる新たなゲーム内通貨が必要となり、これは主にクラフトや敵ドロップ、Undergroundの箱などから得られる。
- 再調整エリアにて、“Weapon Kit”とフェニックスポイントを消費することで再調整が可能となる。
- 全てのタレントが再調整可能とのこと。
- これに伴い、武器タレントの組み合わせにより固有の武器タイプを選択することなく、任意の武器タイプの使用が可能となる。
■ 特殊弾薬向けの調整
- ダークゾーン戦においてしばしば勝敗を決定する要因となっていた“炸裂弾”の範囲ダメージを大幅に減少させる予定。これに伴い“炸裂弾”の弾丸ダメージは直線的にスケールし、範囲ダメージも同様となる。
- 同様の調整として、焼夷グレネードよりも長い効果時間をもたらしていた“焼夷弾”の発火/炎上時間を現在の10秒から3秒に減少させる。
■ 装備セットの変更について
- セントリーコールとストライカーのセットボーナスが強力すぎることで、新たな装備セットのデザインを制限する状況となっていたことから、それぞれのセットボーナスの有効性を軽減させる。
- 新たな制限を設けるために、2セットと3セットボーナスの効果を軽減し、これを5セットボーナスに付与する。これにより、同等のStatsボーナスを得るためには、5つの装備が必要となる。
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