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かつてCasey Hudson氏が在籍していた頃から存在が知られている「BioWare」の新IPですが、新たにスタジオのGM Aaryn Flynn氏がGame Informerのインタビューに応じ、新IPの動向について言及。発表がまだしばらく先であることに加え、幾つかの興味深いディテールを明らかにしました。

• Aaryn Flynn氏によると、新IPのお披露目はしばらく先で、現在はEAのCEO Andrew Wilson氏と共に作品の評価が進められている。開発にはまだしばらく期間が必要で、上手く運べば“Mass Effect: Andromeda”の開発が無事終了し、これにファンが満足した頃に何か新しい情報が提示されるとのこと。
• 今のところ新IPの具体的なディテールは提示されていないものの、Aaryn Flynn氏はスタジオが作りたいと望む作品を手掛けていると述べ、来る新作がBioWareの伝統とも言えるビリーバブルなストーリーとストーリーテリング、キャラクターの関係に基づく作品であることを明らかにしている。
• また、進行中の新IPは技術的な限界をさらに推し進める大志を抱いているとのこと。
• Aaryn Flynn氏は2015年2月に計画を中止した4vs1オンラインアクションRPG“Shadow Realms”に言及し、発表が余りにも性急だったと説明。来る新IPがこの誤りを繰り返さないよう取り組んでいるほか、将来的な取り組みとして（Shadow Realmsと共に頓挫した）Co-opキャンペーンに興味を持っていると説明している。

余談ながら、BioWareの新IPは一般的に退社前のCasey Hudson氏が開発を率いていた“Star Wars: Knights of the Old Republic”と“Mass Effect”チームによる新作とされており（※ “Mass Effect: Andromeda”はMEトリロジーの本編を手掛けた前述のEdmontonチームではなく、主にDLCを手掛けたMontrealチームが主導している）、既にプレイアブルな状態にあることが報じられていました。

なお、“Dragon Age”シリーズを生んだセダスの父David Gaider氏や“Dragon Age: Inquisition”のリードプロデューサーCameron Lee氏もそれぞれ新IPに関与していたことが判明していますが（※ 2人とも既にBioWareを退社済み）、これらが全て同一の作品なのか、それとも別のプロジェクトか、未だその詳細は明かされていません。