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DLCを含む傑作“BioShock Infinite”の完成を経て、2014年2月に大規模なレイオフを行い、以降Ken Levine氏の新スタジオ設立の話題が報じられつつも、新作の開発者募集やBioShockのマーチャンダイズ販売等を続ける曖昧模糊とした状況が続いていたお馴染み“Irrational Games”ですが、本日“Irrational Games”のスタジオ名変更が遂に正式アナウンスされ、Ken Levine氏と元Irrational Gamesの中心人物達が所属するスタジオの名称が「Ghost Story Games」に決定したことが明らかになりました。

これは、本日Irrational Gamesの公式TwitterとFacebookが突如“Ghost Story Games”に名称を改めたことから明らかになったもので、既に公式サイトがオープンしており、Ken Levine氏を含む主要な（元Irrationalの）開発者やスタジオの現状、Irrational Gamesとの関係を含む幾つかの情報が判明しています。

■ “Ghost Story Games”のメンバー

• Ken Levine氏（クリエイティブディレクター）
• Shawn Robertson氏（アートディレクター）
• Don Roy氏（製作総指揮）
• Seth Kendall氏（シニアアニメーター）
• Emma Clarkson氏（アソシエイトプロデューサー）
• Guy Walshe氏（UIアーティスト）
• Kyle Williams氏（リードナラティブスクリプター）
• Jennie Morse氏（アソシエイトプロデューサー）
• Jeremy Carson氏（テクニカルリード）

■ “Ghost Story Games”について

• “Ghost Story Games”は、元Irrational Gamesの開発者12名が設立したボストンの開発スタジオで、没入的なストーリードリブンゲームの開発を専門に手掛ける。
• 現在、初タイトルとなるPRG要素を備えた没入型のSFゲームの実験とプロトタイプ開発を進行中。新作はBioShockのファンに馴染み深い内容ながら、オリジナルIP且つ挑戦的な作品で、驚きとノスタルジアの両方を備えているとのこと。
• “Irrational Games”は2014年に閉鎖されたものの、Ghost Storyチームの多くがBioShockに貢献した主要メンバーだったため、ファンコミュニティとの繋がりを維持するためにIrrational Gamesとしての活動を平行して続けていた。本日を以て、Ghost Story GamesはIrrational Gamesから離れるとのこと。また、Ghost Story Gamesはスタジオが新しいゲームに取り組む新しいチームであることを強調している。（※ 余談ながら、閉鎖後の開発者募集は“かつてIrrational Gamesとして知られたスタジオ”として行われていた）
• ただし、Ghost Story GamesはBioShockを生んだ中心メンバーであり、ファンコミュニティの一部としてBioShockとの関係を継続するとのこと。
• BioShockゲームの開発には関与していない。
• 新作の続報はしばらくアナウンスされないとのこと。