UPDATE:9月9日10:50
先ほど、マレーシアで“Fight of Gods”が発売禁止となった話題をご紹介しましたが、現在マレーシアでは宗教的な指導者の一人Mohd Asri Zainul Abidin氏がThe Sun紙を通じて、暴力を促進しない宗教が互いに戦う“Fight of Gods”を強く非難したほか、通信マルチメディア委員会についてもSteamに対する厳しい処置を視野に入れた強い警告と抗議を掲げており、“Fight of Gods”のみならず、マレーシア国内の一部でSteamストアに対するアクセスを遮断する状況となっています。
これに伴い、Valveが新たに声明を発表。マレーシア国内のアクセスブロックを把握し、これを解決するために取り組んでいると以下のように説明しました。
現在、マレーシアのプレイヤーは、Steam上に所有するゲームにアクセスできますが、Steamストアはマレーシアの一部通信業者によってブロックされています。報告によると、これは地域法に反する単一のゲーム(※ Fight of Gods)によるもので、Valveはゲームを取り下げるために開発者と連絡を取り合っているほか、アクセス規制を解除すべくマレーシアの職員と接触を試みています。
以下、更新前の本文となります。
今月4日にSteam Early Accessローンチを果たし、思いついても実際にはやらない系の設定とアイデア、意外とよく出来た仕上がりが国内外で大きな話題となったDigital Crafterの格闘ゲーム「Fight of Gods」ですが、昨日1.0.2アップデートが配信され、なんと日本語対応を果たしたことが明らかになりました。(このほか、32bitOS対応とマウス向けの改善を実装)
また、仏陀やキリスト、天照大神、関帝といった世界中の神様達が激突する“Fight of Gods”の発売に併せて、マレーシアの通信とマルチメディア関連の監督を行う通信マルチメディア委員会(MCMC)がマレーシアにおける本作の発売禁止を決定したことが判明。既にマレーシアでは販売が中止されているとのこと。
“Fight of Gods”のパブリッシャーを務めるPQubeは、本作が宗教的な問題を提起するものではなく、これに背くことを目指したものではないと強調。ユーザーが自由に購入とプレイを選択できるよう明瞭な案内を提供し、本作を好まないゲーマーの選択を尊重していると語り、直接的な理由を提示しないマレーシア政府の強制的な販売中止に失望していると説明。ただし、PQubeはいかなる地域で課されるルールと検閲であっても、その決定を尊重すると伝えています。
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