ミドルクラスのパフォーマンス調整にも役立つPC版「Destiny 2」の設定項目別ガイドがアナウンス

2017年10月18日 13:32 by katakori
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「Destiny 2」

ローンチトレーラーもお披露目され、10月24日の発売がいよいよ1週間後に迫るPC版「Destiny 2」ですが、新たにNvidiaが来るPC版のローンチに先駆けて、非常に詳細な計測と比較検証を行ったグラフィックスとパフォーマンス設定ガイドを公開。高パフォーマンスを得るための有用な指標となる、設定項目別のコストが明らかになりました。

ベータの段階でかなり安定したパフォーマンスが得られていたPC版“Destiny 2”ですが、今回ご紹介する高コストな設定項目を優先的に調整することでミドルクラスでも十分な60fps動作が確保可能となりますので、PC版をプレイ予定の方は一度概要を確認しておいてはいかがでしょうか。

また、PC版の発売に先駆けてNvidiaの“Destiny 2”対応Game Readyドライバが配信される予定となっています。

参考:PC版“Destiny 2”のローンチトレーラー

■ 再掲:最小動作要件

  • CPU Intel:Intel Core i3-3250 3.5 GHz 又は Intel Pentium G4560 3.5 GHz
  • CPU AMD:AMD FX-4350 4.2 GHz
  • GPU NVidia: Nvidia GeForce GTX 660 2GB 又は GTX 1050 2GB
  • GPU AMD:AMD Radeon HD 7850 2GB
  • RAM:6GB
  • OS:Windows 7 64-bit 又は Windows 8.1 64-bit もしくは Windows 10 64-bit(推奨)
  • ハードドライブ:68GB の空き容量

■ 再掲:推奨動作要件

  • CPU Intel:Intel Core i5-2400 3.4 GHz 又は i5 7400 3.5 GHz
  • CPU AMD:AMD Ryzen R5 1600X 3.6 GHz
  • GPU NVidia:Nvidia GeForce GTX 970 4GB 又は GTX 1060 6GB
  • GPU AMD:AMD R9 390 8GB
  • RAM:8GB
  • OS:Windows 7 64-bit 又は Windows 8.1 64-bit もしくは Windows 10 64-bit(推奨)
  • ハードドライブ:68GB の空き容量

最高設定の60fps/120fps動作を目標とした現行グラフィックカード別のターゲット解像度

  • 推奨動作要件の構成をベースに、グラフィックカードを変更した場合、以下の解像度が60fps動作の目安となる。
    • GeForce GTX 1060 6GB:DSR方式のスーパーサンプリングを排した最高設定下にて、1920×1080解像度で60fps動作
    • GeForce GTX 1070 Founders Edition:2560×1440解像度で60fps動作
    • GeForce GTX 1080 Ti:i7-6700Kと併用し、3840×2160解像度の高設定で平均96.7fps動作、最高設定で50.2fps動作(幾つかの設定調整により安定した60fps運用が可能)
  • 120fps動作については以下
    • GeForce GTX 1070:1920×1080解像度の高設定で120fps動作
    • GeForce GTX 1080 Ti:2560×1440解像度で120fps動作
    • 120fps動作には高パフォーマンスなCPUが必要となり、できればオーバークロック済みのi7-Kもしくはi7-Xが推奨される。

fpsに影響を与える主なグラフィック設定とfpsの変化について

  • 以下に紹介するパフォーマンスの変化は、GTX 1060とi7-6700k@4.6GHz、16GBメモリ、Win10 64bit構成のPCで1920×1080解像度、最高設定、100%レンダリング解像度の設定をベースに測定したもの。
  • アンチエイリアス:ベータにおいてパフォーマンスに問題のあったMSAAが廃止された。SMAAのコストは上記の構成において1.7fps、一方でFXAAは0.5fpsとなる。
  • 被写界深度:最高設定のコストは6fps、高設定のコストは2.2fps。(つまり、DoFを無効化すればおよそ6fpsの向上が見込める)
  • FoV:FoV値を高くすると描画範囲が広がることから、パフォーマンスは低下する。55から105に変更した場合のコストは11.7fps。105から95まで下げることで、2.4fpsが得られる。
  • 植生の描画距離:樹木や草、植物、花等を含む植生の描画距離設定(Foliage Detail Distance)はゲームのパフォーマンスに大きな影響を与える代表的な設定で、高設定のコストは8.7fps、中設定のコストは4.6fps。最高設定から高設定に下げることで、4.1fpsが得られる。
  • アンビエントオクルージョン:Destiny 2はHDAOと3DAOを採用。HDAOのコストは約2fps、3DAOはより高コストで7.4fps。
  • シャドウクオリティ:影の描画は高コストな項目で、最高設定から高設定に変更することで4.1fpsが得られる。さらに、高設定から中設定に変更することで5.3fpsが得られる。つまり、最高設定から中設定へ下げることで、計9.4fpsが得られる。
  • 異方性フィルタリング:16倍のコストは1.6fps。ただし、1920×1080程度の解像度では異方性フィルタリングにより絶大な描画の改善が得られるため、fps確保のソースとしては優先度が低い。
  • 遠方のキャラクター品質を調整する“Character Detail Distance”や環境ディテール“Environmental Detail Distance”、草葉の影描画距離“Foliage Shadows Distance”、ゴッドレイを描画する“Light Shafts”、モーションブラー、(VRAM使用量を超えない)テクスチャ解像度、風のエフェクトを付与する“Wind Impulse”といった項目はほとんど(一部はほぼ計測不可能なほど)パフォーマンスに影響を与えない。
情報元:GameSpot, GeForce

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