かつてGiant Bombで活躍したDrew Scanlonさんが製作を率いるドキュメンタリーシリーズ“Cloth Map”が、新たにブラジルのサンパウロに存在するアンダーグラウンドなマーケットにスポットを当てるドキュメンタリーシリーズの第1弾“Brazil’s Video Game Gray Markets”を公開し話題となっています。
MicrosoftやSonyによる南米向けのローカライズを含む本格的な進出が実現し、南米最大規模のビデオゲームイベントBGSも毎年その規模を拡大している昨今ですが、関税が非常に高いことで知られるブラジル市場は、ブラジル製の正式なPS4でさえ4,000レアル(およそ13万8,000円)で販売されており、現在も複数の世代が混然一体となって共存する文字通り混沌とした市場が現存しています。
今もPS2が強い人気を誇るブラジルのキメラ的なビデオゲーム市場を作り上げてきた、Atari用のNESクローンや複雑なライセンスの下で独自進化した数々のハードウェア(なんとPhilips製のブラジル版Odysseyまで)、輸入が厳しく制限された軍事独裁政権時代のブラジルで誕生した幾つかのオリジナルハードやライセンス品、様々な工夫が凝らされた○in1に怪しげなリスキン作品、NES版Mortal Kombatやストリートファイター、さらにはメガドライブ版Need For Speedまで存在する人気タイトルのエクストリームなダウンコンバート、80年代に電話回線を通じてビデオゲームのダウンロードを試みたTelegameと呼ばれる謎のハード、海賊版ビジネスを巡る中国マフィアと警察の抗争など、見たことも聞いたこともないようなハードウェアや商品が次々と登場する驚愕の第1弾エピソードは以下からご確認下さい。
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