UPDATE:2月1日10:55
昨晩、ノーラン・ブッシュネル氏が“2018 GDC Awards”のパイオニア賞に選出された話題をご紹介しましたが、その後Atari時代を含む氏の余りに不適切な言動やセクハラ、性差別、職権乱用の数々がGDCのパイオニア賞に相応しくないとする#notnolanと#metooのハッシュタグがSNS上で噴出し、GDCがノーラン・ブッシュネル氏の選出を取り止めたことが明らかになりました。
Atariショックを含む功罪をくるめ、ビデオゲーム史を象徴する狂騒的な出来事として語られるAtari時代のエピソードですが、ノーラン・ブッシュネル氏は今回の問題を受け、Twitterで声明を発表し、開発者の社会的な地位を保証すべく設立されたGDCの取り組みを賞賛すると述べ、自身の行動に責任を取る必要があるだけでなく、産業全体がこういった問題により深く注意を払わなければならないと説明。自身の行動や言動で傷つき、不快な思いをさせた関係者全てに謝罪すると伝えています。
以下、氏の声明を追加した更新前の本文となります。
先日、“ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド”と“Horizon Zero Dawn”の最多ノミネートを含む部門別の選出作品をご紹介した「2018 GDC Awards」ですが、新たに今年のパイオニア賞と生涯功労賞、アンバサダー賞の受賞者がアナウンスされ、お馴染みノーラン・ブッシュネル氏とティム・シェーファー氏、そしてインディー文化に対する深い貢献で知られるVlambeerのラミ・イスマイル氏の選出が明らかになりました。
ビデオゲームの父の1人として知られるノーラン・ブッシュネルは、Atariの創設から40年に及ぶ活躍が評価され、パイオニア賞を受賞。
ラミ・イスマイル氏については、presskit()を初めとする無料ツールによるインディースタジオの支援や後進の育成、教育や地方イベントへの協力といったビデオゲーム開発を越えた取り組みが評価され、アンバサダー賞を受賞。
ティム・シェーファーは、LucasArtsの黄金時代から今なお続く活躍や機知に富んだ愉快なダイアログ、数多くの魅力的なキャラクター達を生んだクリエイティブが評価され、生涯功労賞を受賞しています。
なお“GDC Awards 2018”の授賞式は、3月21日PT午後6時30分(日本時間の3月22日午前11時30分)にスタートし、今年はFunomenaのRobin Hunicke女史がホストを務める予定となっています。
A statement from me pic.twitter.com/OfsrgaCmgW
— Nolan K Bushnell (@NolanBushnell) 2018年1月31日
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