昨晩、海外ローンチが9月7日に決定したInsomniac Gamesの期待作「Spider-Man」(スパイダーマン)ですが、新たにGame Informer5月号のデジタル版が発売されたほか、本作の開発を率いるInsomniacのクリエイティブディレクターBryan Intihar氏の一問一答インタビュー、さらにウェブスイングと戦闘にフォーカスした特集記事が公開され、Insomniac版“スパイダーマン”の多彩な新情報が明らかになりました。
また、Bryan Intihar氏がマイクロトランザクションの有無について言及し、導入を明確に否定したほか、本作のスパイダーマンとピーターを演じるキャストも判明しています。
■ スパイダーマンのスーツについて
- ゲームにはアンロック可能な多くのコスチュームが登場するが、マイクロトランザクションは採用されない。また、各コスチュームにはそれぞれ固有の能力が設けられている。現段階で登場が判明している(ホワイト以外の)スーツは3種。
- Spider-Punk:袖無しのデニムジャケットとスパイクのモヒカンを特色とするスーツ。ギターを利用したショックウェーブで敵をノックダウンさせる。予約特典の1つ。
- Noir:1933年のノワールユニバースが舞台となるスピンオフの外観を再現。能力に関する詳細は不明。
- レスリングスーツ:詳細不明ながら、クラッシャー・ホーガン対スパイダー戦の衣装と思われる。(※ ピーターの部屋には2010年8月11日に行われた試合のポスターが貼られている)
- なお、Game Informerのハンズオン時には、メニューに12種近いスーツの枠が見られたが、クリエイティブディレクターBryan Intihar氏はそれが全てとは限らないと説明したとのこと。
- 本作のボックスアートやキーアートにも用いられている白いクモが印象的な新デザインのスーツは、本作の冒頭から使用するスーツとなる。白スーツの開発はピーターの科学的な研究に関係するストーリーの一部として語られる。
■ ストーリーについて
- 俳優ユーリ・ローエンタールが本作のスパイダーマンとピーター・パーカーを演じている。
- ヴィランとして、Mr.ネガティブ(マーティン・リー)とキングピン、ショッカー(ハーマン・シュルツ)の登場が確認済み。ショッカーはサイドクエストに登場する予定で、冒頭のシーケンスには、ライノとスコーピオン、エレクトロ、ヴァルチャーの存在を示唆するデイリー・ビューグル紙の記事が見られた。
- 本編のストーリーは数週間の物語を描いている。MJは本作のプレイアブルキャラクターとして登場し、ピーターがスパイダーマンであることを知っており、2人の恋愛関係は解消している。(※ なお、本作のMJはデイリー・ビューグル紙の敏腕記者として活躍中)
- ベンおじさんの扱いについては、ネタバレを避けるため詳細は伏せるが、映画“スパイダーマン:ホームカミング”と同じ意図で同様のアプローチを採用している。
- 3つ存在する本作のDLCは新たなストーリーコンテンツを導入し、第1弾にはブラックキャットが登場する予定。
■ アクティビティやゲームシステムについて
- 現実の都市とレイアウトを再現した本作のニューヨークにはワカンダ大使館やアベンジャーズ・タワーといった著名なマーベル世界の建物が登場する予定。今のところ、詳細は伏せられているが、以前のトレーラーにはドクター・ストレンジの“神聖な館”が登場していた。
- 地下鉄を利用したファストトラベル機能が存在する。
- 舞台となるニューヨークには、キングピンが支配していた拠点の開放やランダムに発生する犯罪の防止、ブラックキャットが町に隠した金色のネコの撮影など、多彩なアクティビティが用意されている。
- タスクマスターが都市のあちこちに設置した爆弾の解除が存在する。このタスクを終えることでガジェットのアップグレードに必要なクラフト素材が得られる。
- スナップ写真の撮影を可能にするフォトモードを搭載。市民を含むNPCとセルフィーを撮ることもできる。
- スパイダーマンは親愛なる隣人として、ニューヨーク市民と対話可能。ハイタッチやセルフィー、通行人を指鉄砲で指すといったインタラクションが存在する。
- スパイダーマンは水に落ちても死亡しない。
- 本作にはレベリングによるプログレッションが存在し、タスクの完了や名所の発見、戦闘、探索といった行動で経験値が得られる。また、レベル上昇によって移動能力のアップグレードが可能となる。
- 動作はPS4とPS4 Pro共に30fps固定となる。
■ ウェブスイングによる移動とコントローラーレイアウトについて
- 本作におけるウェブスイングの操作はシンプルで、物理的な挙動と軌道が重要となる。例えば、ウェブスイングの上昇中にスイングを止める場合、より高いジャンプが可能となるほか、スイングの下部で放した場合は前方へ進み、Web Zipを使用すれば、移動速度の向上や急ターンが可能となる。
- Insomniac Gamesはとかく流動的で行動を中断しない移動フローの実現を目指したとのこと。
- ウェブスイング時におけるコントローラーのレイアウトについては以下のように報じられている。
- R2:状況に併せた行動を発動する。空中であればスイング用のウェブを放ち、長押しでウォールランニング、地上ではパルクールが発動する。
- ✕:ジャンプに加え、スイングによる脱出、ウォールランでビルの最上階まで駆け上がるほか、空中で使用した場合は前方にウェブを放ち移動速度を向上させるWeb Zipが利用可能。また、Web Zipは任意の方向に射出でき、Uターンも可能となる。
- L2とR2:L2とR2の同時押しで、町のあちこちに点在する見晴らしの良い高所(建築物の屋上や標識の上部など、これはマップ上の3Dオブジェクトに直接白い丸として描画される)へとウェブを放つ。この高所で留まることが可能だが、移動時にXボタンを併用することでさらに高いジャンプが可能。(Batman Arkhamシリーズに似た挙動か)
- L2:目標の箇所を目指して進めるよう、長押し時にスローモーションが発動する。
- L3:スパイダーマンが垂直に降下し、スイングに最適なスピードが得られる。
- ○:ビルの角にウェブを放ち急ターンが可能となる。
■ 戦闘について
- Insomniac版スパイダーマンの戦闘は非常に素早く、空中での行動が印象的で、広範囲かつ複雑なコンボに依存しない。代わりに敵グループのマネジメントや敵間のジャンプ移動、スパイダーセンスを利用した攻撃の回避が重要となる。
- Batman Arkhamに似たフィニッシュムーブを放つパワーメーターが存在する。また、同様にBatman Arkham的なガジェットの使用も可能となる。
- 信じられないようなスピードとバレエのように優美なアクション、フィニッシュムーブ時には昨今珍しくないスローモーション演出が入るものの、本作のそれは感動的な仕上がりだったとのこと。
- 映像にも見られたように、戦闘時には(樽や通気口の蓋、木製の板といった)環境アイテムをウェブで振り回すアクションが存在する。同様の行動として、飛来するグレネードをウェブで投げ返すシーンも見られたとのこと。
- ウェブショット、もしくはウェブジップで敵を固め一時的に無力化させることが可能。
At long last, the secret’s out. For the last several years I’ve had the best job in the world, and couldn’t say a thing about it. Thanks, @insomniacgames for making my inner child’s dream come true. ?????? #spiderman #spidermanps4 pic.twitter.com/Wp1K1g2z7z
— Yuri Lowenthal (@YuriLowenthal) 2018年4月4日
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