先日、30%のマージンを取っていた従来の“Steam”(現在は売上げ規模による変動制を採用)に対し、開発者に収益の88%を分配し、UE4採用タイトルについては5%のロイヤリティまで免除する“Epic Gamesストア”が正式サービスを開始し大きな話題となりましたが、今年10月にキュレーションに重きを置いた独自ストアの運用を開始したコミュニティプラットフォームの雄「Discord」が独自ストアにおける収益分配率の見直しを発表。2019年から収益の90%を開発者に分配することが明らかになりました。
“Discord”は、2018年のビデオゲーム産業においてゲームのディストリビューションに30%の経費は掛からないと明言。数年の研究と開発者向けのツール提供に伴い、より多くの収益を開発者に直接分配することが可能になったと述べ、非常に効率的なゲームパッチャーを提供することで、セルフサービスのゲームパブリッシングプラットフォームを実現すると説明しています。
また、“Discord”は10%のマージンをストアの運用費用に充てるほか、さらなる技術の最適化と効率化によってコスト削減やサーバの拡張等を図るとのこと。
既に独自の時限独占プログラムや無料ゲームの配信を用意したサブスクリプションも実施している“Discord”ですが、巨大なコミュニティベースを擁し、高品質なボイスチャットとコミュニケーションに大きなアドバンテージを持つ新興プラットフォームが現行のSteamやEpic Gamesストアを含むデジタル販売プラットフォーム、引いては小売市場にどんな影響を与えるか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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