先日配信されたパッチ5にて、ビルドのマージに問題があったとして、一部巻き戻りに近い不具合が生じていた「Fallout 76」ですが、新たにBethesdaが公式サイトを更新し、ヘアピンの重量や“既知”タグの表示問題、幾つかのバランス調整など、トピック別に変更の背景や対応の内容、今後の改善等について具体的な見解や詳細をアナウンスしました。
また、近く既知の問題をまとめたリストが公開される予定となっていますので、プレイ中の方は一先ずパッチ5の問題に対する対処と取り組みを確認しておいてはいかがでしょうか。
FALLOUT 76: INSIDE THE VAULT – 2019年1月31日
今週のInside the Vaultでは、パッチ5で実施した武器のバランスやベンダー価格の調整について取り扱います。
■ パッチ5に関する重要なトピックについて
火曜日にリリースしたパッチ5について、一部のアップデート項目に関するご質問のほか、ヘアピンの重量が0.10ポンドに戻った、ジャンクのバルクが自動で解体されない、など、今回のパッチによって発生した問題に対してご指摘をいただきました。今回はその中からいくつかを取り上げ、新たに発生した問題に対しどう対処したか、あるいはどう対処していくかを下記に掲載させていただきます。
- パッチ5でヘアピンの重量が元に戻った:パッチ4でヘアピン1つあたりの重量を0.1から0.001に減らしましたが、パッチ5ではこの修正が適用されていませんでした。こちらはホットフィックスにて対応済みです。この問題は、パッチ5をリリースするにあたって開発ビルドの統合が正しく行われていなかったことが原因で発生したものです。今後同様の事態が起こらないよう、防止策の整備を進めています。
- バルク化したアイテムが自動で解体されない:この現象は意図したものではなく、クラフト材料の不足時にモジュールが自動で解体されないよう修正した際に、副次的に発生したものです。こちらはホットフィックスにて対応済みとなっており、クラフトする際に手動で解体をする必要はなくなりました。
- 設計図とレシピが全てのキャラクターで「(既知)」として表示される:こちらはUIの問題です。パッチ5を適用した際に、習得した設計図とレシピがアカウント内の全キャラクターのトレードメニューおよびインベントリメニューで「(既知)」として表示されるようになっていました。設計図やレシピの習得状況はアカウント単位ではなくキャラクターごとに適用されるのが正しい挙動となります。こちらはホットフィックスにて修正済みです。
- ウルトラサイトパワーアーマーの設計図がパラディン・タガーディのターミナルで入手可能になることで、スコーチビースト・クイーンと戦う必要性が低下するという懸念について:フルセットのウルトラサイトパワーアーマーはクエスト「Belly of the Beast」における重要な報酬のひとつとして位置づけられています。しかし、この報酬を意図せず削除してしまったプレイヤーがいたことと、これらが希少性の高いアイテムであったことから、救済措置を設けることにしました。この修正は「Belly of the Beast」を完了したプレイヤーであれば、誤って捨てたり、削除してしまった場合でもパワーアーマーを作り直せるようにするためのものです。このレシピはスコーチビースト・クイーンからのドロップでも入手できますが、「Scorched Earth」イベントに参加しているプレイヤーは全員すでにウルトラサイトパワーアーマーを入手しているため、レシピは当初からメインの報酬として意図されたものではありませんでした。
- エネルギー武器および重火器の調整:エネルギー武器を他の武器タイプと同程度の強さにするべきというフィードバックを基に、調整を行いました。今後のアップデートではレーザー兵器の耐久度も調整する予定です。また、先日行われたPerkとレジェンダリーモジュールのバランス調整ののち、非レジェンダリーの爆発武器がパワー不足なのではないかという声がプレイヤーから寄せられました。我々もこれには改善の余地があると感じているため、重火器のダメージと弾薬の重さの見直しを行いたいと思います。Perkとモジュールの弱体化を踏まえ、重火器の全体的な有効性を高めるため弾薬の重量を減らす予定で、今後のアップデートで調整が行われます。
- PERKのバランス調整:他のダメージ系のPerkに合わせ、「Demolition Expert」のダメージを減少させました。このPerkにより発生していたダメージボーナスは非常に高く、特に爆発弾系のレジェンダリーモジュールと組み合わせて使用すると、ゲームバランスを崩しかねないほどでした。また、「White Knight」と「Licensed Plumber」によりもたらされる状態劣化速度と修理ボーナスについては効果を減少させ、「Power Patcher」などのPerk効果に合わせた値にしました。これらのPerkカードに関する変更に不満を感じられる方がいることも理解していますが、あらゆるPerkカードがよりバランスよく使用されるように対策を講じたり、その他と比べあまりにも強力なPerkがあった場合や、プレイの選択肢を狭めるようなPerkがあった場合には、引き続きバランス調整を加えていきたいと考えています。修理コストに関しては、今後のアップデートで全体的に引き下げることを検討しています。ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。
- ベンダーが持つ設計図の価格が引き上げられた:ベンダーが扱う商品の価格は、従来まで希少度に基づき決定されていました。しかし、レシピや設計図の多くが確実にインベントリに出現するようになり、大幅に入手しやすくなったことを踏まえ、これらの価格を上昇させました。また、他のプレイヤーの装備を安い価格で改造する、といった市場が存続されるように、レシピや設計図は比較的高い価格設定になっています。
■ 既知の問題とフィードバック
先日のパッチノートで 、既知の問題をまとめている旨をお知らせしましたが、現在も公開に向けて作業を進めています。このリストには、ユーザーの皆さんからの反応が大きい問題点だけなく、重要なフィードバックや要望についても掲載していく予定です。皆さんから共有された全ての問題点・要望を網羅することはできませんが、随時リストを更新して、皆さんが特に気にされている部分に対する私たちの見解を掲載させていただきます。
既知の問題リストは、本日公式フォーラムまたはRedditにて公開予定です。新たに改善が施されたり、新たな問題・懸念事項が判明するたびに本リストの項目を追加・更新していきます。
引き続き、皆さんからの『Fallout 76』に対するフィードバックをお待ちしています。もちろんこういった『Fallout 76』関連記事やリストに関するご意見でも結構です。
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