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かつて盟友Vince Zampella氏と共に“Infinity Ward”と“Respawn Entertainment”を設立し、2013年3月5日に家族の問題を解決するためとしてRespawn Entertainmentを退社したJason West氏ですが、昨晩突如氏の「Epic Games」入りとビデオゲーム業界への復帰が報じられ大きな話題となっています。

これは、お馴染みGeoff Keighley氏が報告し、その後PolygonがEpic Gamesに確認を取り明らかになったもので、Epicの広報によると、Jason West氏は何らかの開発に参加しているとのこと。

また、本人から直接Epic入りの報告を受けたと語ったGeoff Keighley氏は、Jason West氏が先月Epicに参加したばかりだと説明しています。

今のところ、Jason West氏がどんなプロジェクトに取り組んでいるのか、その詳細は不明ですが、6年近くビデオゲーム業界から距離を置いていた氏の現状を含め、今度の動向に改めて注目が集まるところです。

Some game industry scoop: @EpicGames has quietly hired Jason West, @InfinityWard and @Respawn co-founder, to work on its game development efforts. From what I hear West, who lives in North Carolina, has been in the office for about a month. pic.twitter.com/nhR0zPq0mB

— Geoff Keighley (@geoffkeighley) 2019年4月12日

Jason West氏は、かつて1997年にSegaSoftで盟友Vince Zampella氏と出会い、2015, Inc.で共に傑作“Medal of Honor: Allied Assault”を手掛けたのち、共同創設者として“Infinity Ward”と“Respawn Entertainment”を設立した、つまり“Medal of Honor”と“Call of Duty”、“Titanfall”の誕生と成功を直接的に支えた現代的なシュータージャンル台頭の最重要人物の一人ですが、Respawn退社とリタイアの背景には、Respawnの設立を巡るActivisionとの泥沼裁判、そしてVince Zampella氏との深い確執があったと報じられていました。（参考：過去記事）