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直接的な続編“Ghost Recon Breakpoint”の発売が迫る「Ghost Recon Wildlands」ですが、新たに本作の最終コンテンツアップデートが配信され、8人のプレイヤーが脱出を掛けて戦うバトルロイヤルスタイルのPvPvE FFAモード“傭兵”（Mercenaries）を実装したことが明らかになりました。

また、導入に併せて新モードの概要を紹介するトレーラーが登場しています。

傭兵とは

傭兵モードは8人のプレーヤーが乱戦を繰り広げる、PvPvEのゲーム体験です。モードでは救援を要請し、見つけた救出地点にたどり着いて、最初にヘリに乗り込むことを目指します。

■ 第1フェーズ: 偵察

マッチ開始時は救出地点が判明しておらず、武器と装備品、アイテムは一切所有していません。そのため、探した無線機を起動しながら、マップ上の救出ゾーンを狭めていく必要があります。

無線機を見つけるには、情報マーカーを見つける必要があります。情報マーカーを調べると、無線機の位置から以下の3種類の情報をランダムに取得し、戦闘を優位に進めることができます。

• 他のプレイヤーの位置（時間制限あり）
• 装備品や武器などのレアアイテムの位置
• 乗り物の位置

情報マーカーや無線機は、使用すると再利用できなくなります。ただし敵側が未使用の場合は、敵もこれらを使うことができます。

このフェーズでは他のプレーヤーとの競争が発生し、ユニダッド兵と戦って無線機を見つけなければなりません。また装備品や武器を確保して、戦いを優位に進めることも求められます。

無線機を3つ起動すると救出地点の詳しい位置が判明し、ヘリコプターに搭乗するのに必要な5段階の救出ゲージが1段階上昇します。

■ 第2フェーズ: ヘリコプター要請

無線機を3つ起動させると、ヘリコプターが救出地点に出動します。ヘリコプターが着地すると、その位置が全プレイヤーに判明します。

無線機を3つ起動していないプレイヤーは、情報収集を続けることができます。

情報の使い方は戦略に応じて変化し、強力な装備品を手に入れるか、敵プレイヤーの位置を特定するか、無線機を3つ回収してヘリコプターの到達前に救出ゲージをためることになるでしょう。

■ 第3フェーズ: 救出

救出地点に到達すると、ヘリコプターに搭乗するためにゲージをためなければなりません。ゲージはヘリコプター周辺の指定エリアにいると上昇します。

ゲージにはチェックポイントがあり、エリアから追い出されるか他の傭兵を狙った罠を仕掛けると、ゲージは最後の到達チェックポイントまで減少します。

エリアに他のプレイヤーがいると、ヘリコプターによる救出は行われません。ゲージが満タンのときに他の傭兵を追い出せるように、あらゆる手段を尽くしましょう。

新システム

■ 装備品の回収

マッチには、近接武器以外に何も装備していない状態でスポーンします。敵プレイヤーやユニダッドの軍勢と戦うための強力な装備品や武器、消費アイテムは、自分で探さなければなりません。

マップの各地や基地に設けられた保管場所では、スナイパーライフルやフラッシュバンからアーマーベスト、回復シリンジに至るまで、様々なものが配置されています。

死亡すると回収アイテムがすべて消失し、リスポーン後に最初からやり直すことになります。

ただし「ゴーストリコン ワイルドランズ」では優れた戦術には必ず見返りがあり、傭兵も例外ではありません。無線機システムを活用し、マップを探索して、ユニダッドの基地へ潜入してアイテムを確保すれば、死亡後でも十分に勝機はあります。

■ 装甲と体力

傭兵モードでは、新しい体力・装甲システムが採用されています。装備品を拾うと、そのアイテムに応じた装甲バーが出現します。このバーは敵が使う武器の貫通力に応じて、一定割合のダメージを吸収してくれます。

貫通ダメージがある武器で攻撃を受けると、出血が始まります。出血が始まると、一定割合の体力が少しずつ減少し始めます。

負傷時には、形勢を立て直すために以下の3種の回復アイテムを手に入れることができます。

• 体力が全快し、出血が止まる医療キット
• 出血は止まるが、体力が回復しない包帯
• 体力は回復するが、出血が止まらないシリンジ

■ 器物の破壊

傭兵モードでは、破壊可能なドアをCQCで突破することができます。ドアの先では、他のプレイヤーやユニダッドとの戦いを有利に進められるアイテムが見つかるかもしれません。

近くに敵がいる状態でドアを突破すると破壊音に気づかれる可能性があるため、タイミングは戦術的に判断する必要があります。

傭兵ではどんな場面でも、リスクと見返りの見極めがプレイヤーに求められます。