ディストリビューターとして長い歴史を持ち、近年パブリッシング事業の拡張と共に、Kylotonn Racing Gamesやお馴染みCyanide、Eko Softwareといった開発スタジオの買収を続けているフランスの「Bigben Interactive」ですが、昨日Bigbenがプレスリリースを発行し、現在独創的なファンタジーアクションRPG“GreedFall”の開発を進めているフランスのデベロッパ「Spiders」を買収したことが明らかになりました。
前述の3スタジオに続く“Spiders”の買収は、AAビデオゲーム分野をリードするパブリッシャーの1つを目指すBigben Interactiveの中期的な戦略とポートフォリオ拡張の一環としてアナウンスされたもので、およそ30人の開発者を擁する“Spiders”は、今後もCEO兼共同創設者Jehanne Rousseau氏の下で変わらず開発業務を継続するとのこと。
また、Bigbenは自身のポートフォリオについて、シミュレーションやターンベースゲーム、ステルスゲームに秀でる“Cyanide”、レーシングシムで確固たる地位を確立した“Kylotonn Racing”、アクションRPGやスポーツシムに秀でる“Eko Software”に続いて、“Spiders”への投資が新たにRPGジャンルを世界規模でカバーすると説明しています。
なお、2008年に設立されたフランスの“Spiders”は、内製の“Silk”エンジンをはじめ、“Of Orcs and Men”や“Mars: War Logs”、“Bound by Flame”、“The Technomancer”など、AA分野ならではの一癖も二癖もある独創的なアクションRPGの数々で知られていました。
余談ながら、Spidersが現在開発を進めている新作“GreedFall”は、Focus Home Interactiveがパブリッシングを担当しており、今回の買収による影響の有無は不明ですが、当初Focus Home Interactiveが販売を予定していたCyanideの新作“Werewolf: The Apocalypse – Earthblood”については、BigbenによるCyanideの買収から半年を経て、BigbenがFocus Home Interactiveから同作の販売権を取得したことが報じられていました。
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