先日、10周年記念イベントの3週目“エリジウムをこの手に”が始動した「ボーダーランズ3」ですが、新たにGearboxが国内外の公式サイトを更新し、Hotfixの適用を報告。今回の変更には全メーカーのレジェンダリー装備を対象とする広範囲な武器調整が含まれ、リューダの修正、および多くの強化、一部弱化の詳細が判明しています。
また、ヴォルト・ハンター向けの調整として、アイアン・ベアとデジクローン、ペットのライフ増が含まれますので、プレイ中の方は一度変更点の概要を確認しておいてはいかがでしょうか。
『ボーダーランズ3』ホットフィックス: 2019年10月17日
今週の『ボーダーランズ3』ホットフィックスでは、全メーカーのレジェンダリー装備を調整します。私たちがレジェンダリー装備で目指していることは、すべてのキャラクターによるあらゆるプレイスタイルの実現です。これまでに収集したデータを分析したところ、一部のレジェンダリー装備の性能が他より抜きん出ており、キャラクターのビルドを多様化させる代わりに、他のビルドの使用を制限しているように感じられました。また、一部のレジェンダリー装備が与えているダメージが、今後の戦闘の発展を妨げている点も見受けられたため、すべてを望ましい中央値に調整しました。私たちはヴォルト・ハンターの皆さんがすばらしいビルドを作ることを促し、さらに上のパワーレベルを目指してもらうべく、サポートしたいと思っています。
武器のホットフィックス
■ マリワン
- 「ウェスターガン」のダメージが25%増加しました。
- 「ASMD」のダメージが28%増加しました。
- 「カットマン」のダメージが25%減少しました。
■ ティーディオール
- 「テン・ガロン」のダメージが8%増加しました。
■ ブラドフ
- 「シックル」のリロード速度が25%上昇しました。
- 「フェイザー」のダメージが15%増加しました。
- 「インフィニティ」のダメージが40%増加しました。
- 「マグニフィセント」のダメージが25%増加しました。
- 「ジェリコ」のダメージが40%増加しました。
- 「ルシアンズ・コール」の精度と操作性が低下しました。
- 「リューダ」のクリティカル・ダメージ・ボーナスが30%減少し、中央に余分な弾丸を1発スポーンしてしまう不具合に対応する修正を加えました。
「リューダ」の機能は、一定距離後に投射物を1つから3つへと分割することです。この分割の過程で元となった投射物が破壊されずに残っていたため、合計4つの投射物となっていることが指摘されました。元の投射物が破壊されるように修正した結果、ダメージが1発分減少し、武器の基礎ダメージが自動修正されました。以前のホットフィックスで全スナイパー・ライフルのクリティカル・ダメージを増加させたため、今回「リューダ」のクリティカル・ダメージ・ボーナスを少し減少させました。
■ トーグ
- 「トライ・ボルト」のダメージが25%増加しました。
- 「アルケミスト」のダメージが25%増加しました。
- 「デビルズ・フォーサム」のダメージが13%増加しました。
- 「フラッカー」の使用時にマガジンの弾薬が全弾消費されるようになり、ダメージが33%減少しました。
「フラッカー」は発射される投射物の数と速い発射速度により、他のショットガンよりも大幅に有効な武器となっていました。当初は散弾が拡散することでほとんどの爆発物が目標から外れることを想定していましたが、実際はそうではありませんでした。今回の修正で投射物のダメージを減少させ、1発ごとにリロードが必要なように調整しました。この調整により、プレイヤーがこの武器のダメージを最大化するには、各ステータス・ボーナスを効率的に使用する必要が生じます。
- 「レーザー・スプローダー」のロケット投射物のスポーン間隔が4秒延長しました。
■ ジェイコブス
- 「マギー」のダメージが35%増加しました。
- 「ヘルウォーカー」のダメージが8%減少しました。
■ ハイペリオン
一部のハイペリオン社製レジェンダリー武器が早い段階でハイペリオン社のプレイスタイルから外れ、メリットがデメリットを大きく上回っていることがわかりました。「ザ・ブッチャー」は想定を大きく上回る有効性を見せていたため、ダメージを減少させて高い発射速度は維持しました。
- 「カンファレンス・コール」のダメージが15%増加しました。
- 「クロスロード」の精度が低下し、発射される投射物の数が4から3に減少しました。
- 「ブッチャー」の精度が低下し、ダメージが25%減少しました。
■ ダール
- 「ヴァンキッシャー」のダメージが20%増加しました。
■ チルドレン・オブ・ヴォルト
- 「スケクシル」のダメージが15%増加しました。
- 「リノージュ」のダメージが20%増加しました。
- 「ペイン・イズ・パワー」のダメージが25%増加しました。
■ アトラス
- 「ルビーズ・ラース」のダメージが10%増加しました。
■ グレネード
「ヘックス」と「ファイアーストーム」が誤ったグレネード MOD に調整されていました。この2種のグレネードは、元々エレメンタル継続ダメージを与えることに特化した武器として設計されました。しかし誤って大きなダメージを与えるように設定されており、エレメンタル継続ダメージの効果はわずかしか機能していませんでした。今回の調整はこの2種のグレネードにとって大きなものとなりましたが、たくさんのグレネードがスポーンする、目標にたくさんのグレネードが命中する、といった見所は維持したかったため、このような結果となりました。今後は単なる高ダメージグレネードとしてではなく、本来の役割が強調されるはずです。
- 「ハンター・シーカー」のダメージが25%増加しました。
- 「ヘックス」のダメージが70%減少し、継続時間が3秒に短縮されました。
- 「ファイアーストーム」のダメージが70%減少しました。
■ アーティファクト
レジェンダリー・アーティファクト「エレメンタル・プロジェクター」の最大値が、本来の113%ではなく183%と誤って表示される不具合が生じていました。そのため、その相違を修正し、最大値を90%に減少させました。
- 「エレメンタル・プロジェクター」の最大ダメージが90%に減少しました。
ヴォルト・ハンターの調整
ゲーム終盤において、モズの「アイアン・ベア」、ゼインの「デジクローン」、FL4Kのペットたちの現状が、プレイヤーをヴォルト・ハンター本来のアクション・スキルではなく他の要素に集中させてしまっていました。長期的な調整として彼らのダメージ配分を調整することも検討していますが、今回は「アイアン・ベア」、「デジクローン」、FL4Kのペットたちのライフを強化しました。今後の調整については、別の機会に紹介します。
- 「アイアン・ベア」のライフが50%増加しました。
- すべてのペットのライフが50%増加しました。
- 「デジクローン」のライフが100%増加しました。
- 「救済」が誤ってグレネードにライフ吸収効果を与えていた不具合を修正しました。
不具合の修正
- 「真のヴォルト・ハンター」モードにおいて、サイコが正しく「真のヴォルト・ハンター」モード用の名前を使用するようになりました。
- 銀河の進行状況から、任意のレア・スポーンを削除しました。
- FL4Kを使用していると「カンペキ正気なシド」が敵対しない不具合を修正しました。
- サイドミッション「ラッチドアップ」でラッチが正常にスポーンせず、ミッションをクリアできなくなる不具合を修正しました。
- 「ゼロからのスタート」でリリスがシヴの懺悔の間のドアに向かって進み続けるように修正しました。
- パチンコ機が武器をドロップする確率を減少しました。
- 「シスターン・オブ・スローター」でゼインのデジクローンが檻の中にスポーンしないよう修正しました。
- シールド・ブースターが自動取得の対象となるよう修正しました。
- エコーキャスト拡張機能に要素を追加し、エリジウムの宝箱が赤い宝箱として表示されないようにしました。
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