待望の復活を果たす「S.T.A.L.K.E.R. 2」はUnreal Engineを採用、GSC Game Worldが正式にアナウンス

2020年1月3日 12:50 by katakori
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「S.T.A.L.K.E.R. 2」

GSC Game Worldの本格的な再始動と復帰作の“Cossacks 3”発売を経て、2018年5月にアナウンスされた待望の人気シリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R. 2」ですが、2021年の発売を予定している新作の動向に注目が集まるなか、新たにGSC Game Worldが最新作のエンジンについて言及し、従来の X-Ray Engineではなく、Epicの“Unreal Engine”を採用していることが明らかになりました。

GSC Game Worldは、常に最高のテクノロジーを求める同スタジオにとってUEは最適な選択だったと述べ、UEが緊張と謎に満ちたS.T.A.L.K.E.R.ユニバースに新しい血肉を与えると説明。さらに、モデリングをより容易でアクセシブルなものにするスタジオの目標やユーザーMOD対応といった取り組みとUEが上手くマッチしたと採用の背景を伝えています。

なお、Unreal Engineの採用に当たって多くのファンが気になるであろう(Epic Gamesストアの独占に絡む)懸念と疑問については、GSC Game Worldが先手を打って説明しており、ファンが考えていることは分かると前置きした上で、今回の発表がプラットフォームやデジタルストアに関係しない旨を強調しています。

今のところ、具体的なディテールがほとんど報じられていない“S.T.A.L.K.E.R. 2”ですが、今年は何らかの映像や詳細がお披露目されるか、本格的な復帰を果たしたGSC Game Worldの今後に改めて期待が掛かるところです。

GSC Game Worldのアナウンスと最新作のアセットと思われるリアルなパン

■ 再掲:現段階で判明している“S.T.A.L.K.E.R. 2”の情報

  • 開発規模について:“S.T.A.L.K.E.R. 2”は、オリジナルの三部作よりも大規模なGSC Game Worldの内部チームによって開発が進められている。チームに所属する開発者の多くは世界的に著名なスタジオで活躍した経歴を持っているとのこと。また、GSC Game Worldは“S.T.A.L.K.E.R. 2”がAAA規模の作品であることを明言している。
  • 対応プラットフォームについて:次世代コンソール対応の有無を含め、現段階で対応プラットフォームはアナウンスされていない。
  • Co-op対応の有無について:GSC Game WorldがCo-opに言及したことはなく、現時点でCo-op対応を肯定も否定もできない。
  • コンポーザーについて:楽曲制作はスタジオの内部チームが担当しているとのこと。
  • 開発映像について:GSC Game Worldは“S.T.A.L.K.E.R. 2”開発の全行程を提示したいと考えており、現在開発映像の制作に必要な材料を集めているとのこと。
  • MOD開発者の協力について:一部のMOD開発者が“S.T.A.L.K.E.R. 2”の開発に協力している。ただし、その詳細やメンバーについては明かせないとのこと。
  • MOD対応について:GSC Game WorldはMODツールの開発に取り組んでいる。ツールのリリースが遅れる可能性はあるものの、MOD対応はほぼ間違いなく実現されるとのこと。
  • GSC Game Worldのお気に入りMOD:開発チームの多くが楽しんでいる代表的なMODとして、「Lost Alpha DC」と「Dead Air」、「Spatial Anomaly」が挙げられている。
  • 開発の進捗について:GSC Game Worldは現在の開発状況に満足しており、多くの要素において予定よりも少し早めに目標を達成しているとのこと。
  • “S.T.A.L.K.E.R. 2”のインスピレーションについて:本やゲーム、映画など多くの作品から影響を受けているが、オリジナルの“S.T.A.L.K.E.R.”三部作から最も大きなインスピレーションを得ている。GSC Game Worldは、オリジナルが持つ固有の雰囲気こそが“S.T.A.L.K.E.R.”であり、ファンに愛される要因だと伝えている。
  • バトルロイヤルについて:現段階でバトルロイヤルを導入する予定はない。
  • 最新作に用いられる技術について:“S.T.A.L.K.E.R. 2”は非常にモダンな作品で、最善かつ最先端の技術を多く使用しているとのこと。また、GSC Game Worldはゲームプレイとビジュアルそれぞれに多くのイノベーションがあると強調している。
  • 舞台の取材について:開発チームは“S.T.A.L.K.E.R. 2”の開発にあたって、チェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域に何度も足を運んでいるとのこと。
  • VR対応の有無について:現段階でVR対応の計画は存在していない。
  • 開発資金や販売について:“S.T.A.L.K.E.R. 2”の開発は順調に進んでおり、新たな投資やパブリッシャーの協力を必要としていない。Kickstarterキャンペーンを実施する計画もなく、自己資金で開発が進められており、基本的にセルフパブリッシング作品として発売される予定。
情報元及びイメージ:GameSpot

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