19年ぶりの続編として2017年7月にアナウンスされ、昨年11月12日にローンチを果たしたものの、発売の翌日11月13日に開発元であるHuman Head Studiosが突如閉鎖とBethesda傘下の新スタジオ設立をアナウンスする事態となっていた「RUNE II」(旧:Rune: Ragnarok、Rune)ですが、その後パブリッシャーRagnarok Gamesが旧Human Head Studiosを訴える事態となっていた本作の今後に注目が集まるなか、年末にRagnarokが公式フォーラムを更新。無事“RUNE II”のアセットとソースコードを入手し、現行ビルドの重要な問題やバグ、最適化を図る新パッチの開発を開始することが明らかになりました。
今回の問題は、“RUNE II”の開発が難航する過程で、発売の数週間前からデベロッパHuman Headが音信不通となり、ローンチ直前の11月7日に当時Human HeadのCOOだったBen Gokey氏がBethesdaによる買収を伏せたまま、一方的にスタジオの閉鎖をパブリッシャーRagnarok Gamesに報告。さらに、アセットやソースコードの引き渡しを拒否しながら、未承認ビルドの編集を続け独自にEpic Gamesストアへのアップロードを試みたという前代未聞の出来事で、RagnarokはHuman Headを相手取り、ゲームの権利とアセット、開発資金の返還、および1億ドルの賠償金を求め訴訟を起こしていました。
今のところ、新パッチのリリース時期や開発の進捗は不明で、Ragnarokの報告によると一先ずアセットは入手したものの、法的な問題はまだ何も解決されていないとのこと。
開発元がCo-opやPvPを含むオンラインマルチプレイヤー要素を持つタイトル、しかもスタジオのオリジンとも言えるオリジナルタイトルの続編を発売直前に放棄する最悪の事態となった“RUNE II”ですが、Ragnarok Gamesの下で無事本作の改善が実現するか、裁判を含む今後の動向に注目が集まるところです。
“RUNE II”は、初代におけるオーディンとロキの戦いを経て、ラグナロクを生き延びたバイキング達がロキに立ち向かい、ラグナロクを終わらせるための戦いを描くアクションRPGで、PvEのCo-opモードや残虐なPvPマルチプレイヤー、サンドボックス性の高いオープンワールド環境といった要素を特色としています。
■ RUNE II
北欧神話の世界を舞台にした壮大なアクションRPGの『RUNE II』では、終末を迎えた世界で神々とモンスターと最後に生き残った人類が生存をかけた戦いを繰り広げる。
君は神々よりミッドガルドの救済者として選ばれ、恩寵とさまざまな能力を武器に、ラグナロクの終息を試みなけばならない。
限られた時間で、世界の混沌を永続させ、ミッドガルドを破壊せんとするロキの企みを阻止しよう。
ソロでまたは仲間と一緒に狡猾なロキが率いる軍団と熾烈な近接戦闘を繰り広げ、広大な世界を旅して貴重な資源を集めよう。秘宝を見つけて「世界の門」を弱体化し、「九つの世界」における最強の武器を作ろう。
君に神を倒すことはできるのか? それとも新しい闇の時代の始まりをただぼうぜんと眺めるだけなのか?
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