新たなイマーシブモード“ゴースト体験”を導入する「Ghost Recon Breakpoint」のタイトルアップデート2.0.0配信が3月24日に決定

2020年3月6日 23:15 by okome
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「Ghost Recon Breakpoint」

先日、2月中を予定していたタイトルアップデートの延期が報じられた「Tom Clancy’s Ghost Recon Breakpoint」ですが、新たにUbisoftが公式サイトを更新し、“ゴースト体験”や新アドベンチャー“ディープ・ステート”、エンジニアクラス、多彩な改善と調整を導入するTU 2.0.0のリリース日をアナウンス。全プラットフォーム向けに2020年3月24日の配信を予定していることが明らかになりました。

また発表に併せて、オリジナルの設定でプレイできる“レギュラー”に加え、装備レベルとレア度を廃し新たなタクティカル設定を導入する“イマーシブ”を含む2種類のプリセット、自由な設定が可能となる“カスタム”を導入する“ゴースト体験”の概要を紹介する日本語字幕入りの新トレーラーが登場しています。

「ゴーストリコン ブレイクポイント」:開発チーム最新情報

ゴーストの皆さん、

「ゴーストリコン ブレイクポイント」の今後の展開について早くもっと知りたいとお考えの皆さんに、開発チームが手掛けてきたアップデートに関する情報をようやくお届けできます!

ですがその前に、ライブイベント「ターミネーター」に参加してくださったすべてのプレイヤーにお礼を言わせてください。ゴーストリコン・シリーズ史上最強最悪のキャラクターを倒すために、プレイヤーの皆さんが戻ってきてくださったことを大変嬉しく思います。

「Ghost Recon Breakpoint」

さて、過去を振り返るのはこのくらいにして――ここからは「ゴーストリコン ブレイクポイント」の未来についてお話しします。

TU 2.0.0

3月24日に予定されているTU 2.0.0は、「ゴーストリコン ブレイクポイント」で最も大規模かつ複雑なアップデートとなります。これにはエピソード2のストーリーコンテンツ、PvPモードのアップデート、新設のクラス、使用感の向上、そしてイマーシブモードゴースト体験が含まれます。

ゴースト体験

「ゴーストリコン ブレイクポイント」のリリース後、私たちはアプローチを変えてチームとしての優先事項を再度洗い出しました。

そして可能な限りデータとフィードバックを集めたうえで開発したのが「ゴースト体験」です。このゲームモードでプレイヤーは、自分だけの特殊部隊体験をすることができます。

何ヶ月も開発に取り組み、何回もプレイテストを行ってきました。プレイテストには、デルタカンパニーのメンバー、「ゴーストリコン ワイルドランズ」のプレイヤー、シリーズ初心者のプレイヤーなど、様々なプレイヤー層の方々にご参加いただきました。そしてこの度、ゲームへの実装準備がついに整いました。

ゲームを起動すると、2種類のプリセット設定から選択するか、あるいはオリジナルの設定を作成するかを選ぶことができます。

  • レギュラー体験:「ゴーストリコン ブレイクポイント」をリリース時のデフォルト状態でプレイします。装備レベルとレア度が有効です。
  • イマーシブ体験:全く新しいゲーム体験をお楽しみいただけます。装備レベルとレア度が削除され、新たなタクティカル設定が導入されます。
  • カスタム体験:様々な設定を選択して自分に合わせたゲーム体験を作り上げます。

スタミナ管理、体力回復、新たなHUD設定などなど、プレイヤーの皆様からリクエストをお寄せいただいた様々な設定を選択できます。

「ゴースト体験」に関するさらに詳しい情報は、こちらの特集記事をご覧ください。

前回のアップデート時にお伝えした通り、このモードの開発と統合は非常に複雑なプロセスとなりました。ですがあと少しで皆様のもとへお届けできます。3月24日(火)、皆さんがこの新モードを利用してくださるのを楽しみにしています!

エピソード2 – ディープ・ステート

エピソード2は3月24日のTU 2.0.0のリリースをもってスタートします。エピソード2のオープニングを飾るのはまったく新しいアドベンチャーとなる「ディープ・ステート」。YEAR 1 PASSの所有者であれば自動的にプレイ可能となります。

追加のコンテンツも続々登場予定!

エンジニアクラス

TU 2.0.0で、新たにエンジニアクラスが実装されます。ドローンに対して追加ダメージを与えるほか、攻撃系アイテムの所持数が増え、グレネードランチャーの威力が上昇します。

特殊アビリティの防御系ドローンは、付近の敵を攻撃します。クラスツールの弾薬補給ドローンは、味方に予備の弾倉を供給します。

YEAR 1 PASSの所有者は、3月24日(火)から1週間にわたってエンジニアクラスの早期アクセスが可能になります。

プレイヤーの希望によるアップデート

今回のタイトルアップデートは、プレイヤーコミュニティから頻繁に寄せられた次の要望にも対応しています:

  • カメラ配置:カメラの距離を状況に応じてダイナミックに変えられるようになりました――カメラをキャラクターの近くに留めることも、キャラクターから遠ざけることも可能です。
    • ダイナミック:戦闘中はカメラが近づき、非戦闘時はカメラが遠ざかるように切り替わります。現在のカメラワークはこの方式を採用しています。
    • 近距離:カメラはプレイヤーキャラクターの近くに留まります。
    • 遠距離:カメラがプレイヤーキャラクターの遠くに留まります。
  • 武器パーツの増加:武器を解体すると得られる低レアリティの武器パーツが増えます。
  • 武器/ギアの並べ替えオプション:
    • お気に入りシステム:装備画面またはショップ画面でアイテムを選ぶ際に、お気に入りのアイテムをマークできます。お気に入りに設定すると、お気に入りを解除するまで解体や売却ができなくなります。
    • ギアの最適化:装備レベルをオンにしている間は、装備画面に新しいボタンが表示されます。このボタンを押すと、所持品の中から最適なギアが自動的に装備されます。対象となるのは武器ではなくギアだけです。
    • 武器/ギアの並べ替え:便利な並べ替えオプションを新たに追加しました。
  • すべて売却:お気に入り設定も装備もしていないアイテムをすべて売却できるようになりました。
  • すべて解体:武器またはギアの選択ページで、お気に入り設定も装備もしていないそのカテゴリー内のアイテムをすべて解体できるようになりました。
  • 新たな武器/ギアのクイック装備オプション:アイテム回収時に、回収通知ウィンドウに表示されるボタンを長押しすることで、そのアイテムを即座に装備できるようになりました。
  • ウォーカーとヒルの外見:ウォーカーとヒルの外見が再登場。TU 2.0.0のリリースと同時にマリアの店に追加されます。
  • ベースジャンプ:
    • 主要エリアにあらたなベースジャンプスポットを設けました。
    • より自由なベースジャンプ体験を提供するため、ゲーム内システムをアップデートしました。
    • パラシュートが自動展開されるまでの距離を長くして、ベースジャンプをより長時間味わえるようにしました。
  • 乗り物:ヘリコプター操縦の没入感とバイクのアニメーション、そして操作性全般を改善しました。
  • リスポーンシステムの改善:
    • マップ上の重要ポイントならびに通過頻度の高いエリアに新たなリスポーン地点を設けました。
    • 地理的に一番近い場所に自動的にリスポーンされることがなくなりました。倒される直前に通過したリスポーン地点に移動するようになるため、まだ訪れていない場所にリスポーンしてしまうことがなくなります。
  • ガンスミスのアップデート:
    • ほとんどのアサルトライフルにショートバレルを装着できるようになりました(一部のASRモデルは現実世界でもショートバレルを採用していないため除外されています)。
    • アサルトライフルを中心に27種の武器にTA31Hのオプションが追加されました。
    • ガンスミスのアップデート作業はまだ始まったばかりで、今後さらに拡充していく予定です。この先のタイトルアップデートでは、トリガーのカスタマイズやその他の機能を追加していきますので、引き続きご意見をお聞かせください。

私たちは「ゴースト体験」と併せて実装された新たなシステムが既存のシステムと円滑に統合されるよう、最善の準備を重ねてきましたが、何十万人という人々の目にさらされて初めて明らかになる問題も存在するはずです。そうした問題にはなるべく早急に対処し、その進捗について常にお知らせできる体制を整えています。

すべてを網羅したパッチノートはタイトルアップデートのリリース日がさらに近づいてから発表しますので、ご確認ください。

ゴーストウォー

エピソード2では、新規マップやマップ投票機能を含むゴーストウォーのアップデートも同時にリリースします。

ゴーストリコンのこれから

プレイヤーアンケートのアップデート

進捗はあるもののまだお話ししていない大きな変更点がいくつか残っています。プレイヤーアンケートのフォローアップとして、それらの現状をお知らせします。

敵AIの改良

(作業中) 現在NPCの密集問題を中心に、TU 2.0.0の全体的なデバッグを行っています。

エレホンでのダッシュ機能

(作業中断) この機能を実現するために必要なリソースを検討した結果、ここに注力するよりも他の面に時間をかけるべきとの結論に達しました。

AIチームメイト

(作業中) 開発チームは「ゴーストリコン ブレイクポイント」へのAIチームメイトの実装に向けて、引き続き作業を行っています。今後数ヶ月の間にさらなるアップデートについてお知らせする予定です。

オフラインモード

「ゴーストリコン ブレイクポイント」は当初からオンラインプレイを軸として開発を進めてきました。開発チームはオフラインモードのオプションを追加できるか徹底的に検討しましたが、許容範囲を超える技術的リスクを生むことなくこのモードを実装するためのソリューションを見出せませんでした。

ですがTU 2.0.0において、インターネット接続状況が悪くてもプレイヤーのストレスを一部軽減できるよう改善を果たしました。

私たちの調査によって、回線が不安定なプレイヤーにとって一番問題となるのがマッチメイキング機能であることが判明しました。今回のアップデートでは、マッチメイキング機能への安定したアクセスを維持できないプレイヤーでも、接続を失うことなくソロPvEをお楽しみいただけるようになりました。

その際、マルチプレイモード以外のゲーム機能はすべて利用できます。このモードでは、フレンドリストが空白の状態で表示されます。

ゲームはバックグラウンドで定期的に回線状態を確認しますが、プレイに影響はありません。マルチプレイモードのマッチメイキングを実行すれば、手動で回線の再チェックを行うことができます。

レイド2のキャンセル

ゴーストリコンシリーズ初の試みとなるレイド「タイタン計画」につき、皆様のフィードバックに心から感謝しています。リリース初年度の当初の計画では、タイタン計画に続く別のレイドを実施したいと考えていました。しかしプレイヤーのゲーム体験を向上させるためにも、リソースを注力するエリアを絞り込まなければなりません。

そうした事情を踏まえて、私たちは2回目のレイドの代わりに「ゴースト体験」の将来的なアップデートをお届けすることを決断しました。オンラインで寄せられたフィードバックやプレイテストを通じて得られたフィードバックから、「ゴースト体験」を掘り下げることが本作にとっての正しい方向性であると確信しています。

YEAR 1 PASS

コンテンツ配信の遅延を受けて、YEAR 1 PASSの所有者からいくつか疑問が寄せられました。YEAR 1 PASSは、次のコンテンツの配信がすべて完了するまで有効です:

  • サイレンズ・コール Day 1 ミッション
  • アウロアを舞台とする2つの新たなアドベンチャー
  • 3つの新設クラスの早期アンロック
  • 特殊部隊パック

YEAR 1 PASSの所有者は全員、リリース日がいつになるかに関係なく、「ディープ・ステート」を含む2つのアドベンチャーと、エンジニアを含む3つの新設クラスの早期アクセスを利用できます。

お読みくださりありがとうございます

プレイヤーの皆様にはぜひ「ゴースト体験」とエピソード2のコンテンツをお試しいただきたいと思っています。感想もぜひお聞かせください。開発チームは引き続き本作の改善と拡張に取り組んでいきますので、ご意見をお寄せください。

それでは3月24日の「ゴースト体験」をお楽しみに!

情報元及びイメージ:Ghost Recon Breakpoint, Ghost Recon Breakpoint

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