2月末に行われた「Fallout 76 – ウェイストランダーズ」パネルのハイライトをまとめた最新のInside the Vaultが公開

2020年3月7日 17:27 by okome
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「Fallout 76」

先日、多彩なNPCやダイアログが確認できる大型無料アップデート“ウェイストランダーズ”のゲームプレイ映像が登場した「Fallout 76」ですが、昨日Bethesdaが3月日分のInside the Vaultを更新し、2月28日に開催されたBethesda Game Daysの“ウェイストランダーズ”プレビューパネルイベントのハイライト分かりやすくまとめた記事を公開しました。

新ロケーション“ファウンデーション”と“クレーター”をはじめ、ゲームに革新的な変化をもたらす“インスタンス”システム、プレイヤーのS.P.E.C.I.A.L.や参加したイベントによって変化する人間NPCとの会話、加勢可能な2つの派閥“入植者”と“レイダー”、人間NPCとのロマンス要素、ファンから寄せられた質問に答えるQ&A、ダブルXPイベントや調達人のセール、ファスナハト・パレードの予定を紹介するコミュニティカレンダーといった最新情報は以下からご確認ください。

FALLOUT 76:INSIDE THE VAULT – 「WASTELANDERS」プレビューパネルイベントのおさらいとゲームプレイ映像

先週のBethesda Game Daysで「Wastelanders」プレビューパネルイベントをご覧になれなかった方のために、イベントで発表された様々な重要情報についてのまとめをお届けします。これに加えて、ディスカッション中に流れていた「Wastelanders」の未加工ゲームプレイ映像や、イベント中に回答しきれなかったコミュニティからの質問への回答もご覧ください。

「WASTELANDERS」プレビューパネルイベントのおさらい

Bethesda Game Daysの『Fallout 76』パネルイベントでは、大型アップデートの内容の一部を紹介した限定映像が公開され、プロジェクト総指揮のJeff Gardiner、リードデザイナーのFerret Baudoin、リードアーティストのNate Purkeypile、デザインディレクターのMark Tuckerから成るBGS開発者チームが解説を行いました。生放送を見逃した方のために、パネルイベントのVODリンクを下記に記載しています。また、映像よりも記事で読みたいという方のために、重要情報のまとめもご用意しました。

「Wastelanders」は、ゲーム本編開始から一年後の世界が舞台となります。開発においては、この時間経過がリアルに実感できるよう心がけました。Pip-Boyの表示年が2103年になっている、といった小さな変化もあれば、新しいNPCや派閥の登場、ロケーションのアップデートなど、もっと大きな変化も存在しています。アパラチアに押し寄せた人々は、同志たちの安息の地とするべく、居住地の建設を懸命に行ってきました。主要なロケーションとなるのは、入植者たちの拠点である「ファウンデーション」と、レイダーたちの拠点「クレーター」の2つです。これらの居住地がハブの役割を果たし、プレイヤーはここでNPCと交易を行ったり、クエストを受注したりできます。

「Fallout 76」

ですが、他の人間と出会うことができるのはファウンデーションとクレーターだけではありません。NPCはマップの様々な場所に存在します。その一例となるのが、Vault 76のすぐ外で出会うレイシーとイセラです。新しいキャラクターでスタートした場合も、歴戦のベテランとしてスタートした場合も、2人との出会いが待っています。Baudoinが以下のように語ったとおり、「Wastelanders」のコンテンツはどのレベルのプレイヤーでも楽しむことが可能です:「新しい導入パートが用意されているので、新コンテンツからすぐに開始することもできますし、高レベルのキャラクターを使用する場合は、[Vault 76]に戻ると[NPC]が反応してくれます。かなりの高レベルで会いに行った場合、Vaultから出たての人間に対する時よりも、圧倒された反応が返ってくるかもしれません」

「Fallout 76」

ゲームプレイ映像ではさらに、バー「ザ・ウェイワード」の店主ダッチェスや、新たな「インスタンス」システムも紹介されました。こうしたエリアは、プレイヤーとそのチームメイト独自の体験が待ち受ける場所となります。「インスタンスは私たちにとって大きな一歩でした。と言うのも、このシステムによってプレイヤーごとにカスタムされたストーリーが生み出されるのです」とBaudoinは語ります。「これまでの場合、こうした場所を訪れる際は、そこがどんな状態になっているのか知りようもありませんでした。誰かが先にやって来ていて、ダンジョン中をすっかり攻略した後かもしれません。やることが何も残されていないという可能性があり、当たりはずれのある体験だったと言えます。しかし今回は、からっぽのダンジョンに出くわすことはありません。プレイヤーのためにカスタムされた、活き活きとした体験が待っているのですまた、これまではゲーム側からプレイヤーに反応する手段がありませんでした。インスタンスシステムを導入することによって、プレイヤーの選択や決定を1つ1つ追跡しながら、それをゲームに反映させていくことが可能になります。

さらにTuckerはこう付け加えました。「このシステムは『Wastelanders』に限らない今後のコンテンツ全般に活用できる、非常に素晴らしい技術です。ゲームに革新的な変化がもたらされます。これを活かした様々なコンテンツの登場にご期待ください」

「Fallout 76」

パネルイベント中の会話で大きなトピックとなったのは… 「会話」です!NPCと共に会話システムが復活を果たし、これまで以上の体験を実現します。Baudoinは次のように説明しました。 「再び、Bethesdaの強みである会話を生かすことができるようになりました。会話を通して、人間や感情との結びつきを感じられるように努めています。これによって、プレイヤーに様々な行動を促す確かな推進力が生まれるのです」

「会話については、選択肢4つの形式に限定していません」とGardinerは語ります。「NPCとの交流には様々な形があり、それはプレイヤーのS.P.E.C.I.A.L.や以前に参加したイベント、ロールプレイの選択などに応じて変化していきます」

Baudoinによれば、自由度を保ちつつプレイヤーを困惑させない会話システムの構築には、多くの修正やバランス調整が必要だったようです。「Wastelanders」の会話システム構築に伴い、開発チームはゲーム本編の既存の会話についても一部刷新を行い、応答用の選択肢が追加されました。ゲーム本編のこうした改良は今後も継続し、キャンペーンの内容を見直して新たな会話をつけ加え、常に変化させていきたいと、Tuckerは語っています。

「Fallout 76」

「Wastelanders」のコンテンツを進行していくと、「入植者」と「レイダー」という加勢可能な2つの派閥に遭遇します。Gardinerによれば、ゲームの大部分においては必ずしもどちらか1つを選択する必要はなく、入植者とレイダー両方の物語を楽しむことができるとのことです。Baudoinはこれに付け加え、「ある部分までは両方のクエストラインを進行可能です」と語りました。「最終的には選択を迫られますが、それまでに進めることができるクエストを通して、双方がどんな人々なのかは十分掴めるようになっています」どちらに加勢したとしても、もう一方の派閥と友好関係を築けなくなるわけではありません。ゲームには評判システムというものがあり、派閥に加わることで、そちらの集団からの評判が大幅に上がるというだけのことです。

とは言え、新たなストーリーラインでレイダー側に加勢した場合も、一貫して敵対関係が続くレイダー派閥も存在します。それが「ブラッドイーグル」です。こちらの新たな敵集団については、「Wastelanders」の新イベントの1つである「Riding Shotgun」について紹介した時に触れました。このイベントでは、NPCと協力してバラモンの護衛を行い、ファウンデーション地下のトンネル網を移動します。「新イベントで達成したかったことの1つは、プレイヤーに様々なタスクを与えることです」とTuckerは語ります。「ここではもちろん、バラモンを守ることがメインの目標となります。ですが、隠された補給物資を見つけるというオプション目標も用意されているため、プレイする度に違った体験をすることが可能です。補給物資を見つけることができれば、終了時により良い報酬を受け取れます」

「Fallout 76」

「Wastelanders」では、NPCを仲間に引き入れ、メインストーリークエスト以外で親交を深めることも可能です。仲間になったNPCはプレイヤーと一緒にC.A.M.P.へ戻ってきて、クエストを与えてくれます。ロマンスを発展させることも可能です。仲間になるNPCは主要なキャラクターが2人、“ライトな”キャラクターが3人です。ライトな仲間キャラクターたちはC.A.M.P.の防衛に加勢し、デイリークエストを提供してくれますが、必ずしもメインキャラクターと言える存在ではありません。彼らは主要なロケーションにいるわけではないので、ワールド内で見つけ出す必要があります。

パネルイベントの最後には、「Wastelanders」以降のコンテンツについても触れました。これにはアパラチア各地域とレベルシステムの連携に関する抜本的な見直しが含まれ、この改良によってレベルにかかわらず世界全体を楽しめるようにしていきます。高レベルゾーンや低レベルゾーンとはもうお別れです。フレンドと一緒にプレイできるよう、出現する敵のレベルはプレイヤーおよびフレンドのレベルに調整されるようになります。

プレビューパネルイベントのゲームプレイ映像

プレビューパネルイベントでアップデートの内容について話している間、その背景では「Wastelanders」の長いゲームプレイ映像が流されていました。この映像について、私たちの声を抜いた状態で視聴したいという要望が数多く寄せられましたので、皆さんがいつでもご覧いただけるように未加工のゲームプレイ映像をアップロードいたしました。

「WASTELANDERS」Q&Aの追加回答

「Wastelanders」プレビューパネルイベントに先立ち、『Fallout 76』フォーラムで皆さんから質問を募集させていただきました。それらの質問への回答は、パネルイベント内に数多く組み込むようにしましたが、独立したQ&Aコーナーを行う時間がなかったため、イベント中に答えられなかったいくつかの質問について、この場で回答させていただきます:

「Wastelanders」でも核爆弾を発射できますか? 可能な場合、クレーターやファウンデーションといった居住地はどうなるのですか?

「Wastelanders」でも核爆弾を発射することは可能です。レイダーや入植者にとって初めてのことではありませんので、彼らはすぐに防護スーツを着て放射線から身を守ります。

「Wastelanders」のストーリーによってゲーム本編の出来事はなかったことになるのですか?

いいえ。「Wastelanders」の新たなストーリーは、既存の本編ストーリーに組み込まれる形になります。新しいキャラクターを使って、新クエストだけでなく本編の全コンテンツをプレイすることが可能です。また、本編で達成した事柄の一部が「Wastelanders」に影響を与えることもあります。

「Wastelanders」はソロプレイ専用ですか? チームプレイは可能ですか?

新ストーリーコンテンツはソロでもチームでもプレイ可能です。チームリーダーがクエスト中にNPCと会話している間、選択を行えばチームメイトもその内容を聞くことができます。

「Wastelanders」と同時に大きなバランス調整は行われますか?

昨年のイベントで「Wastelanders」と同時にバランス調整を行うとお話ししましたが、それから計画に変更がありました。Bethesda Game Daysで触れたとおり、今後はアパラチア全域をあらゆるレベルのプレイヤーが楽しめるようにしていく予定です。バランス調整については、これを前提としたものが中心になっていきます。

不具合の悪用対策やセキュリティ面の改善はどのように行っていきますか?

私たちは不具合の悪用やチート行為を深刻な問題だと考えています。チート対策および不具合悪用の排除には、可能な限り対応していきます。たとえば、メンテナンスのためにゲームをオフラインにしなくても、一部の問題や不具合悪用に対処できる新たな技術を今年に入ってから実装しました。これによって、以前より迅速な対応が可能となっています。また、多要素認証の導入なども計画していますので、リリースに向けて随時詳細をお知らせいたします。

「Wastelanders」以降の『Fallout 76』にはどのような計画がありますか?

パネルイベントでも触れたとおり、年内の新コンテンツについて既に計画が進行しており、皆さんにも楽しみにしていただければと思っています。ひとまずは「Wastelanders」のリリースに集中し、その後、2020年の『Fallout 76』コンテンツに関する続報をお届けさせていただきます。

コミュニティカレンダー

最後に、この先数ヶ月分の『Fallout 76』コミュニティカレンダーをお届けします。繰り返し発生するイベントの予定について、詳細を希望する声がありましたのでスケジュールをまとめました。ぜひこちらで今後の予定をご確認ください。下の画像でダブルXPイベントや調達人のセール、ファスナハト・パレードの予定をチェックし、カレンダーに書き込んでおきましょう。

「Fallout 76」

皆さんと一緒に「Wastelanders」アップデートをプレイできる4月7日(北米時間)の配信が待ちきれません! 今年のBethesda Game Daysで公開した新コンテンツの実際の映像はお楽しみいただけたでしょうか? それでは、アパラチアでまたお会いしましょう!

情報元及びイメージ:Bethesda.net

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