300ページの詳細なシナリオは存在しないが“展望”はある、“Half-Life: Alyx”のローンチを果たしたValveのライターチームが「Half-Life」の今後に言及

2020年4月11日 18:24 by katakori
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「Half-Life: Alyx」

初代“Half-Life”と“Half-Life 2”の間に起こった出来事を描くVR向けの新作として3月24日に待望のローンチを果たし、VR向けのAAAタイトルとして革新的な経験を実現しただけでなく、EP2以来13年に渡って沈黙していた「Half-Life」シリーズの新作として、文字通り“とんでもない”ストーリーと結末を描ききったValveの新たな傑作「Half-Life: Alyx」ですが、開発チームが前向きな見解を提示しているシリーズの今後に注目が集まるなか、ValveのライターチームがPolygonのインタビューに応じ、Alyx以降の取り組みについて興味深い見解を明らかにしました。

今回のインタビューは、Jay Pinkerton氏とSean Vanaman氏、そして昨年1月にValveへ戻ったErik Wolpaw氏がPolygonのインタビューに応じたもので、シリーズの今後に言及したErik Wolpaw氏は「今後登場する“Half-Life”ゲームの全てを網羅したバイブルは存在しないが、もしMarcが秘密の本を持っているならば、ぜひとも読んでみたい」と発言。(※ Marcはシリーズのオリジナルライターで“Half-Life”ユニバースを生んだMarc Laidlaw氏。2016年1月にValveを退社し、2017年8月にはHL2EP3のものと思われるプロットを公開し大きな話題となった。参考:過去記事

続けて、“Half-Life: Alyx”の衝撃的な展開に言及したJay Pinkerton氏は、「あのエンディングは、確かに皆が心からわくわくするような方向を指し示していて、もちろん今後についてアイデアがないわけではない。だけど、今後ゲームがどこへ向かうのか、詳細を記した300ページのマニュアルはないんだ」と語り、今後について明確なビジョンが存在することを挙げています。

また、“Half-Life: Alyx”のストーリーを以て、プリクエルの構造的な問題と“箱の中の神”の問題(神を解放したら、神は解放した人物に借りがあるという考え方)を解決したと語ったJay Pinkerton氏は、“Half-Life: Alyx”の結果として生じた出来事が全てを前進させてくれたと語り、ライターチームの話題は尽きず、今後について考えることを止められなかったと説明。続けて、ライターチームの内部に、シリーズのタイムラインとアイデア、そしてG-Manができる事とできない事に関するロジックついて明確な答えが既に存在する一方で、(従来のシリーズタイトルと同じく)必ずしもこれを提示したいわけではないと強調しています。

さらに、Erik Wolpaw氏はG-Manに焦点を当て、彼が誰なのか、誰のために動いているのか、その謎に迫ることが、今後シリーズの進むべき方向の1つであることは確かだと伝えているものの、G-Manの秘密に関する答えがValve内部に存在するかどうかを答えることすら難しいと述べ、話題を変えたいと発言。これについては幾つか競合する説があるんだと明らかにしました。

何れにしろ、Valveが以前に明言した通り、“Half-Life: Alyx”が(単なるプリクエルではなく)新たな一歩を踏み出すシリーズの復帰作であることは間違いなく、あの衝撃的な展開に続いてどんなストーリーが繰り広げられるのか、Valveの新たな取り組みに大きな期待が掛かるところです。

情報元及びイメージ:Polygon

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