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位置情報を利用したスマホ向けの拡張現実ゲームとして2019年5月にアナウンスされ、同年11月に日本を含む幾つかの地域で早期アクセスローンチを果たした「Minecraft Earth」ですが、本日Mojangが公式サイトを更新し、本作のサービス終了を正式に発表。2021年6月30日にコンテンツとサービスのサポートを終了することが明らかになりました。

これは、新型コロナウイルスの感染が拡大する世界的な状況において、自由な移動と共同プレイを軸にデザインされた“Minecraft Earth”のコンセプトが全く機能していない現状を考慮したもので、サービス終了の決断に伴い、Minecraft Earthのリソースを他のMinecraftコミュニティに新たな価値を提供できるよう再配置するとのこと。

また、サービス終了の決定に併せて、本作の最終アップデートがリリースされ、以下のコンテンツを導入したことが判明しています。

• ゲーム内課金の停止
• ルビーの使用コストを大幅に削減
• 今後リリースが予定されていた完成済みコンテンツの追加
• クラフトと精錬に必要な時間を削減
• 未使用のクラフトと精錬ブーストを同レベルの半径ブーストと交換
• 米国時間 1 月 5 日 ～ 6 月 30 日の間にログインしたプレイヤーにはキャラクタークリエイター用のアイテムセットを差し上げます

なお、ルビーの残高があるプレイヤーにはマインコインが付与されるほか、“Minecraft Earth”内で購入履歴があるユーザーにはMinecraftのBedrock版が無料で提供され、前述のマインコインでMinecraft関連のコンテンツが購入可能となります。