2004年4月に反米武装勢力とアメリカ軍の間で起こった“ファルージャの戦闘”を再現するシューターとして、(イラク戦争がまだ終結していなかった)2009年4月にアナウンスされたものの、当時まだセンシティブだったイラク戦争の政治的問題やゲームで扱うことの反発感情から大きな議論を呼び、コナミがパブリッシングから手を引いたことで計画そのものが頓挫してしまったAtomic Gamesの野心作「Six Days in Fallujah」ですが、先ほどVicturaとHighwire Gamesがなんと本作の復活を正式に発表し、PCとコンソール向けの新作として2021年内の発売を予定していることが明らかになりました。
パブリッシングを担当する“Victura”は、かつて本作の開発を率いていたAtomic Gamesの元CEOであり、Halo発売時にBungieのVPを務めていたベテランとしても知られるPeter Tamte氏の新スタジオ。一方、新たに開発を担当するHighwire Gamesは、同じくBungieの象徴的な重鎮として活躍したお馴染みMarty O’Donnell氏とHalo/DestinyのリードデザイナーJaime Griesemer氏が設立したデベロッパで、3年以上前から新生“Six Days in Fallujah”の復活に向けて、独自の技術とメカニクスの構築に取り組んできたとのこと。
新生“Six Days in Fallujah”は、当初の構想通り米軍海兵隊2個連隊がファルージャに侵攻した11月9日から6日間の包囲掃討作戦“夜明け”を、現地の兵士や民間人の視点から追体験するタクティカルシューターで、開発に当たって実際にファルージャでの戦闘に参加した100人を超える海兵隊員や兵士、民間人に取材を行い、現地で起こった出来事を事実に基づきリアルに再現する取り組みが報じられています。
また、新生“Six Days in Fallujah”のゲームプレイや開発に協力した退役軍人の生々しいインタビューを収録したアナウンストレーラーが登場しています。
今のところ、新生“Six Days in Fallujah”がイラク戦争そのものをどういったスタンスで扱う作品なのか、その詳細は不明ですが、現段階で反米武装勢力側がプレイアブルでないことに加え、非武装のイラク民間人をプレイする高度なステルスミッションの実装が決定しており、今後数週間のうちに解禁されるさらなる続報と最新のディテールに期待が掛かるところです。
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