ヴィルゲフォルツの過去に焦点を当てるドラマ「ウィッチャー」シーズン2の未公開シーンが公開

2021年12月25日 14:02 by katakori
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「The Witcher」

先日、待望のシーズン2が公開され、遂にシリを巡る物語が本格的に動きだしたドラマ「ウィッチャー」ですが、早くも脚本が完成に近いと報じられたシーズン3の動向に期待が掛かるなか、新たにNetflixがシーズン2から削除された2分弱の未公開シーンを公開。重要キャラクターの一人である魔法使い“ヴィルゲフォルツ”の過去、さらに魔法院と評議会における彼の立場、ストレゴボルとの軋轢を描く非常に興味深い内容となっています。

今回の映像は、ストレゴボルがヴィルゲフォルツの出自に触れ、その倫理観や忠誠心、魔法使いとしての素養に疑問を呈するというもの。ヴィルゲフォルツが娼婦の子として生まれ、下水道に捨てられ、彼を拾った無知なドルイド達によって魔法の力が養われたという過去に触れたストレゴボルは、バン・アルド(ケイドウィンの魔法学校)にさえ通っていないような者に評議会を率いる資格があるのかと詰問するだけでなく、彼の内にある激しい怒りのような感情を既に見抜いていることを示唆しています。

(※ 原作におけるヴィルゲフォルツは、コヴィリの都市ラン・エグゼターの下水道に捨てられ、瀕死の彼を救ったドルイド達によって育てられたことが知られており、両親のどちらかが魔法使いだと考えられていました。今回の未公開シーンにおける新情報は娼婦の息子という言及、そしてバン・アルドに通わなかったという経歴の2点。なお、彼の魔法はたまたま出会った在野の老魔法使いによって見いだされ、鍛えられたもの)

ドラマのヴィルゲフォルツは、ティサイアとの関係を含め、今のところ原作の極めて冷酷で残忍な人物像とはかなり異なるアプローチで描かれているように思えますが、イェネファーの血筋に絡む“生まれ”について語る彼が見せる意外な人間味のようなものが、今後の展開にどんな変化をもたらすのか、既に幾つか大きなオリジナル要素や解釈、アレンジを交えながら、文字通り劇的に動きだしたドラマ版“ウィッチャー”の動向に改めて期待が掛かるところです。

お馴染みLauren Hissrich氏はS2E1冒頭のオリジナル脚本を公開
廃墟となった村のシーンはもう少々掘り下げられる予定だった

情報元及びイメージ:Dualshockers

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