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先日、人気Sci-Fiドラマ“エクスパンス ～巨獣めざめる～”をビデオゲーム化する新作アドベンチャー“The Expanse: A Telltale Series”のお披露目に併せて、待望の進捗が報じられた期待の続編「The Wolf Among Us 2」ですが、昨日販売が開始されたGame Informer誌最新号に新生Telltale Gamesの特集記事が掲載され、これまで実態が不明だったスタジオの現状と共に、「The Wolf Among Us 2」に関する幾つかのディテールが明らかになりました。

また、BigbyとSnow Whiteの新たな衣装を含む2枚のコンセプトアートが登場しています。

■ 新たに判明した「The Wolf Among Us 2」の主な新情報

• 初代The Wolf Among Usの開発を率いた中心人物達が設立した“AdHoc Studio”が自ら新作を手がけるにあたって、最初に決定したことがリブートを行わないことだった。これにより、“The Wolf Among Us 2”は初代の直接的な続編となることが決定した。
• 続編“The Wolf Among Us 2”は、初代のエンディングから6ヶ月が経過した冬のニューヨークが舞台となり、引き続きBigby WolfとSnow Whiteの物語が描かれる。
• エンジンはUnreal Engineに変更。脚本は既に完成しており、モーションキャプチャーを含む本格的な開発が既に進行中。
• 続編で幾つかの謎が解明されるが、一部は曖昧なままとなる。
• 続編には新たなFable（おとぎ話の住人）達が多数登場し、身を潜めて暮らすことの難しさがより掘り下げられるほか、ニューヨークの街全体がより大きな役割を担うことになる。
• “The Wolf Among Us 2”は、新旧のTelltale Gamesにおいて最も多くの時間がクリエイティブに費やされた作品となる。
• 初代において実現出来なかった幾つかのアイデアが、続編向けに新ためて見直されている。
• 続編の企画が始動した最初期、Deck Nineが開発を担当する可能性についても話し合いが行われたとのこと。ただし、続編であることの制限等を考慮し、すぐに新規プロジェクトが適切だとの判断が下された。（※ Deck Nineは現在“The Expanse: A Telltale Series”を開発中）

余談ながら、傑作“The Wolf Among Us”のシーズン2（The Wolf Among Us 2）は、元々2017年7月にアナウンスされていたものの、旧Telltale Gamesのレイオフによって計画の延期が続き、2018年9月の旧Telltale Games倒産・閉鎖によってプロジェクトが頓挫。一時は職を失った開発者グループが計画の継続を強調していたものの、こちらも程なく立ち消え、2019年8月にLCG Entertainmentが新ブランドとして新生Telltale Gamesが復活を果たした際にLCGと新生Telltaleが“The Wolf Among Us”IPを獲得したことが判明していました。