2025年1月4日 14:12 by katakori

巨大な太陽フレアによって地球が半壊し、月面で僅かに生き延びた人類の過酷なサバイバルを描く独創的なSci-Fiストラテジーとして、2019年末にアナウンスされたJujubeeの新作「Dark Moon」ですが、昨年末から定期的な進捗報告が続いている本作の完成に期待が掛かるなか、新たにJujubeeが本作のパブリックなプレイテストを開始。国内からも英語版のデモビルドが利用可能となっています。

「Dark Moon」は、焼け付くような太陽光線が降り注ぐ月面を舞台に、大型の移動基地をアップグレードしながら安全な日陰の闇を横断しつつ、地球との連絡を試みるSci-Fiサバイバルストラテジーで、地表の資源採掘やリソース管理、モラル的に困難な選択、移動基地のアップグレード、プロトタイプ技術の研究開発といった要素を特色としています。

なお、今回のプレイテストは、チュートリアル部分がプレイできるもので、正式リリースに向けて英語以外の言語サポートが追加される予定とのこと。

参考：2019年末に公開された“Dark Moon”のアナウンストレーラー

Dark Moon

■ 闇を求めて

Dark Moonは時間が不利に作用するサバイバルストラテジーゲームだ。月の電子装置がダウンするなか、クルーと資源を管理しながら月面土壌を横断して地球との連絡を試みよう。途中で何に出くわすかは全くわからないため、大きな決断や、どんな結果も受け入れる覚悟が求められる。何をするにしても、光の中へはくれぐれも入らないように気をつけよう。

ムーンシェルによって派遣された技術評議会のメンバーである君は、新開発された採鉱システムを月面に構築するための監督者として任務を与えられた。ところが、このシンプルな目標は劇的に変わってしまうことになる。地球が大型の太陽風に見舞われ、その余波ですべての電子装置が破壊されてしまったのだ。その後すぐに、月の主要通信中継装置が光の中に埋もれてしまうなか、君は太陽の焼け付く熱を目の当たりにする。仲間はおらず、太陽の光の届くあらゆるものが数秒内に消えてしまう。太陽の光は敵、そして暗闇こそが君を救済する存在となる。

■ 太陽光の圧力

太陽の光に触れるものはすべて破壊されるため、その輝きから身を隠さなければならない。巨大な工学一般用車両「メカプレックス」は活動の拠点として活躍してくれると同時に、逃亡用車両としても役立ってくれる。状況に応じた行動計画で絶え間なく出現する敵から逃げ、常に前進し続けよう。

■ 非線形のサバイバル

それぞれのロケーションやイベントは予測不能な結果をもたらす場合があり、ゲームをクリアするごとに異なる体験が楽しめる。ドローンで地形や障害物をスキャンして先を予測し、仲間に入りたがる他の生存者を受け入れるかを、注意深く決めよう。鉱物を集めてその性質を利用すると、自分の生存率を上げることもできる。

■ 移動基地の管理

メカプレックスは新しい建物を上部に建造することができ、新技術の研究やクルーの能力強化、月面横断など、生き残るための手段となってくれる。機械プロトタイプを新たに開発して、鉱物採集の強化や、コンボイの移動速度の増加を目指して恐怖の太陽光から逃れよう。同じ場所に長くとどまるのは命取りなので要注意。

■ 影響力のある決断

この災難から抜け出そうとするのは君だけではない。君と同じパイロットなど、新しいクルーメンバーを仲間に迎え入れることで役立つ能力や新たな建物のプラットフォームを獲得できるが、その一方で彼らの食料と安全も確保する必要がある。不運な生存者を助けるのか？それとも、自分の世話だけをして裏切られるリスクを回避するのか？君の人格が問われる。

■ クルーとの人間関係

クルーは君の下す決断に反応を示す。敵国出身者が仲間になることを嫌がるメンバーもいれば、歓迎するメンバーもいる。人気者のメンバーを追い出すと暴動が起きるリスクがあり、暴動が起きた場合はメンバー全員にとって悲惨な結果となることもある。