EAが2023年に発表した「ブラックパンサー」ゲームをキャンセル、開発を手がけていた“Cliffhanger Games”の閉鎖を含むレイオフも

2025年5月29日 5:31 by katakori
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「ブラックパンサー」

かつてMonolith ProductionsのVP兼スタジオヘッドを務めたKevin Stephens氏が率いる新スタジオ“Cliffhanger Games”のデビュー作として、2023年7月にアナウンスされたものの、その後一度も具体的な続報や進捗が報じられていない「ブラックパンサー」ゲームですが、予てからライセンスIP作品から撤退を進めているEAの動向に注目が集まるなか、本日EAが「ブラックパンサー」ゲームをキャンセルし、開発を担当していた“Cliffhanger Games”の閉鎖を含む(今年に入り、実に3度目となる)レイオフを実施したことが明らかになりました。

これは、IGNの取材から明らかになったもの。EA Entertainmentを率いるLaura Miele氏は、社内向けの通達の中で、今回のキャンセルが直近のレイオフと同じく“スタジオの焦点をより洗練し、最も重要な成長機会にクリエイティブを集中させるため”と説明しており、レイオフの対象となる従業員に、EA内の別のポジションを用意するよう努力していると伝えているとのこと。

今のところ、レイオフの規模は不明ですが、前述した“Cliffhanger Games”の従業員に加え、モバイル部門やセントラルチームの一部人員も含まれると報じられており、さらなる続報と確認が待たれる状況となっています。

なお、“Cliffhanger Games”が開発を進めていた「ブラックパンサー」ゲームについては、三人称支点のシングルプレイヤーアクションアドベンチャーであったほか、スーパーヒーローに適したサンドボックス環境として、舞台となるワカンダの構築を進めていたことが報じられていたのみで、スクリーンショットやプレイ映像も提示されていませんでした。

参考:2023年7月の「ブラックパンサー」ゲーム告知、最終的に日の目を見たのはこのロゴだけとなった

情報元及びイメージ:IGN

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