公式のMODツールCreation Kitリリースを前に早くも魔改造や各種調教が恐ろしい勢いで進められているPC版「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、先日新たにSkyrimのスクリプト拡張を行うSKSEのプラグインとして機能しパフォーマンスを著しく向上させる“TESV Acceleration Layer”が登場しました。
今回はこのパフォーマンス向上ツールと共に、幾つかにビジュアル強化やパフォーマンスに絡む新情報をまとめてご紹介。これから年末に向け多くの人が充実を図るであろうPC版Skyrimライフを一段上のステージで楽しむ為の調教にもってこいの内容となっています。
SKSE(参考:最新版入手先)のプラグインとして動作する“TESV Acceleration Layer”は、PC版The Elder Scrolls V: Skyrimにおける最適化されていない様々なコードのクリティカルパスの整理や、幾つかのx87FPUコードの書き直しによる浮動小数点演算の最適化などにより、CPUに依存する箇所のパフォーマンスを向上させるというアメージングなもので、特に街中でのパフォーマンス向上に優れており、動作の重いMarkarth(マルカルス)などでも効果が体感出来る程の向上が見られます。
なお、SKSEを含む導入(※ インストールディレクトリのルートに上書きするだけですが)を始め、TESV Acceleration Layerの使用には不具合が発生する可能性もありますので、利用は自己責任でお願いします。
以前からリリースされていたビジュアル強化MODの新バージョン“Realistic Colors and Real Nights v14 with HDR”がリリースされ、新しいHDR計算と共にダブルパスの適用も可能となり、HDR品質がさらに向上しています。
Nexusのプラグインページには適用イメージの比較など、各種イメージが用意されていますので、導入や効果のチェックはそちらからご確認下さい。
先日NVIDIAがSkyrimのパフォーマンスを向上させる最新のベータドライバ“GeForce 290.53 Driver”をリリースしました。
さらに昨日、NVIDIAがini調整などを含むThe Elder Scrolls V: Skyrimのカスタマイズ方法を詳細に紹介した特集記事を公開し、見た目と臨場感が著しく向上するアンビエント・オクルージョン有効化の方法や、“木のセルフシャドー”の有効化、遠景描写を強化する“uGrids”の調整方法など、非常に効果的な映像表現の強化手法をとても丁寧に解説しています。(※ 新ドライバでAOの設定が見あたらない方はサードパーティ製のドライバ調整ツールNVIDIA Inspectorの利用とNexusの適用解説を参考にどうぞ)
海外PC版The Elder Scrolls V: Skyrimに先日適用された最新パッチでは遂に公式でLAA対応も果たされ、以前の状態から比べてかなりパフォーマンスが向上しています。前述の“TESV Acceleration Layer”やNVIDIA社製品をお使いのプレイヤーはドライバの最適化による恩恵もあってバニラの動作はどんどん軽快な状態に進化しています。
これらのパフォーマンスアップを担保に表現強化MODや、バニラの設定調整(AOとAnisotropic Filteringの16x化、Tree Self-Shadowingだけでも格段にルックが向上します)を施し、軽快な動作でより美しいSkyrim世界を手に入れた上で年末のSkyrim探索を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、今回ご紹介したSKSE拡張を始めとする改善の一部は日本語PC版には適用出来ませんので、適宜ほんにゃかをふにゃららして英語版の最新ビルドでご利用下さい。
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