初代The Witcherから続くトリロジーの最後を飾る新作として発表されたCD Projekt Redの人気RPGシリーズ最新作「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、昨日EurogamerがCDPRのボスAdam Badowski氏のインタビューを掲載し、来る新作の具体的なディテールやPlayStation 4の開発、今後のシリーズ展開に加え、マルチプレイヤー要素導入の示唆など、多くの興味深い情報が明らかになりました。
今回はこのインタビューから明らかになった新情報をまとめてご紹介します。
マルチプレイヤー導入の示唆について
- Eurogamerによるマルチプレイヤーの導入はあるか?との質問に対し、Adam Badowski氏は「私達はとある何かを考えているが、今それについて説明することは出来ない。後の発表に期待してもらって良いが、伝えられないことは残念だ。」と発言。何らかのオンライン要素が存在することを匂わせた。
- 前作のDark Arenaモードに似たコンテンツの可能性について問われたBadowski氏は「それはないと思う」と回答した。
- なお、Badowski氏はWitcherのMMOについては食指が動かない様子。
PlayStation 4版の開発を含むCDPRの開発体制について
- Badowski氏はCDPRがPlayStation 4の開発キットをヨーロッパで最初に入手したスタジオだと伝え、入手から約半年が過ぎていることを明かした。
- CDPRはPC的なPS4のアーキテクチャを歓迎しており、開発が遥かに簡単で優れたアプローチだと発言。
- DualShock 4のタッチパッド利用についてはまだ具体的な計画が存在しない。PS Vitaのリモートプレイについても同様。なおBadowski氏はPS4のクラウドゲーミングに興味を示している。
- CDPRの開発規模は現在150人で、3つの開発チーム(※ The Witcher 3/Cyberpunk 2077/Red Engineチーム)に分けられている。今後200人を目処に更なる開発人員の増強を予定。
The Witcher 3: Wild Huntのグラフィックスについて
- 近くDirectX 11機能を利用した追加オプションに関する続報を発表する予定がある。
- 発表時に公開されたスクリーンショットは古いレンダラを利用したもので、今後さらに改善される。Badowski氏はビジュアルクオリティがCDPRにとって重要な要素で、高品質なビジュアルは同スタジオのトレードマークだと強調した。
The Witcher 3: Wild Huntのプレイディテールについて
- The Witcher 3の舞台はThe Elder Scrolls V: SkyrimのSkyrim地方に比べ、約20%ほど広い。
- 世界の端に目に見えないバリアは存在しない。
- 世界はより大きくなるが、強力な物語は健在で、CDPRはThe Witcher 3の経験をサンドボックス的な体験に変更したくないと強調している。
シリーズの今後について
- 今回でトリロジーの終了を迎えるThe Witcherシリーズの今後について、Badowski氏は多くのアイデアを持っているが、今のところ厳密な計画は存在しないと説明。ゲラルトが存在しないままシリーズを継続可能かとの質問に対し、「ゲラルトを殺したいとは伝えていない」と小さな示唆を見せた。
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