昨晩GDC会場にて、長いフランチャイズの歴史を大胆な刷新でリブートし高い評価を得た「Tomb Raider」に関する再構築の技法を、Crystal DynamicsのボスDarrell Gallagher氏と、クリエイティブディレクターNoah Hughes氏が紹介するパネル“The Reinvention of Tomb Raider”が開催され、同シリーズが持つローンチ記録の更新と好調な販売に言及し「我々は結果に満足している」と明言しました。
今月上旬には海外ローンチから僅か48時間で100万本の販売を達成し、シリーズの初週販売記録を更新。現時点で340万セールスが報じられている本作ですが、パネルに登壇したGallagher氏は、改めて新生Tomb Raiderの好調な販売を強調し、次のように語りました。
「Tomb Raiderはフランチャイズの歴史において最も大きな初週販売を記録しました。そして、まだ発売からたった数週間が経過したにすぎませんが、2013年で最も大きなオープニングとなりました。よって、私達はこの結果に満足しています。私達は、自身が望んだ全てを達成する途上にあるとはっきりと感じています。」
先日、スクウェア・エニックスが社長交代と経営陣の一新を含む事業再編を報告した2013年3月期の業績予想修正において、不振の一角を担うセールスの不調が報じられたTomb Raider(参考:SankeiBiz、毎日新聞デジタル、産経ニュース)ですが、Gallagher氏はこの一見対立するように見える結果について「実績と期待値が僅かに異なっていたと考えている。私があなた方に伝えているのは実績であり、彼らは期待値を伝えています」と説明しました。
なお、スクウェア・エニックスが報告した内容は“業績予想の修正に関する説明会資料”(※ PDFが開きます)にて確認でき、資料にはスリーピングドッグスとヒットマン アブソリューション、トゥームレイダーについて以下の様な評価が記載されています。
- ゲームの評価自体は高かったものの、いずれも期待した通りの販売本数を確保出来なかった。
- 特に、北米の販売力は弱く、欧州の2/3程度の販売本数であった。
- また、価格の下落圧力も強く、プライスプロテクションなどの流通対策費用も、想定以上にかかった。
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