昨晩、Game Informer誌最新号のカバーアート公開に併せて正式発表を迎えたWB Montreal開発によるBatman Arkhamシリーズ最新作「Batman: Arkham Origins」ですが、今朝方GIデジタル版の配信が開始され、登場ヴィランや各種プレイ要素、プロットに関する情報など、前2作の前日譚として1人のクライムファイターがダークナイトとなった背景を描くオリジンに関する様々なディテールが明らかになりました。
「Batman: Arkham Origins」のストーリー的な背景やコミック作品の影響について
- Batman: Arkham Originsの物語は前2作から数年前のバットマンを描くもので、ストーリーはゴッサムのクリスマスイブから始まる。
- Batman: Arkham Originsは、クライムファイター時代のバットマンを暗くリアルに描いた87年の作品“Batman: Year One”と、初期バットマンのヴィジランテ的な要素にスポットを当てた長大な“Batman: Legends of the Dark Knight”シリーズに強くインスパイアされている。
- Batman: Arkham Cityにもちらりと登場していたブラックマスクが、バットマンの首に賞金を用意し命を狙っている。
- ブラックマスクと同様に、強力な殺し屋デスストローク(※ デッドプール誕生の元となったことで知られ、Injustice: Gods Among Usにも登場している)も同様にバットマンを狙っている。
- 警察もこれを好機とし、バットマンに対する捜索を開始している。
- バットマンはこれらの敵を打ち破り、彼らがバットマンの死を望む理由を探し出す必要がある。
ゲーム全般に関する情報
- 戦闘システムはプレデターモードやグライドキックなど、以前の作品を踏襲しているが、新たな戦術や要素などが用意されている。
- Batwingが登場するが、コントロール可能ではなく、ストーリーシーケンスやファストトラベルに用いられる。
- 新たに、Just Cause 2のグラップラーに似たリモート操作可能な爪が登場する。
- これは2つのオブジェクトをターゲットでき、オブジェクトを組み合わせまとめることが可能となる。これを利用し、高い場所に存在する止まり木と爆発する樽を結びつけ、その後Sonic Batarangの音で敵をおびき寄せ、Batarangでロープを切るといった行動が可能となる。
- 開発チームは、ゴッサムの麻薬取引を牛耳る本作の悪役ブラックマスクが、広く知られるジョーカーやペンギン、トゥーフェイス、スケアクロウといったキャラクター達と比較して、人気のヴィランでないことを承知していると説明。来る新作では、残忍でサディスティックな彼がなぜ真にクールなのか、その理由を提示する必要があると語り、ペンギンのように正攻法で簡単にやられる存在ではないと強調した。
- 舞台となるゴッサムの広さは前作の倍近く、橋で接続されたニューゴッサムと呼ばれる地域が存在する。(※ 以下にマップ画像あり)
- ニューゴッサムは富裕層が暮らすエリアで、超高層ビルが並ぶ。
- プレイヤーは各所に存在するタワーネットワークをハックすることで、周辺エリアへのバットマン進入を防ぐジャミング信号を停止させ、各種マップ情報を得ることが出来る。(ファストトラベルは不可)
- 前作と同様に様々なサイドミッションが用意されているが、これらの解決はGCPD(ゴッサムの警察組織“Gotham City Police Department”)へのバットマンに対する理解と評価の上昇に繋がる。
- アルフレッドがバットマンのシチュエーションと困難に併せて新しいガジェットを提供する可能性がある。
- 前シリーズと同様にチャレンジモードが存在するが、WB Montrealはこのモードをより意義あるものにしたいと考えている。
- ペンギンの登場に加え、ペンギンと手下がアルベルト・ファルコーニ(Alberto Falcone:“The Long Halloween”や“Dark Victory”に登場するシリアルキラー“Holiday”)を尋問している様子が確認された。ペンギンはファルコーニの父親に対し、武器ビジネスから手を引くよう要求している。
- GCPD SWAT部隊のリーダーとしてYear Oneに登場していたBrandenの存在が確認された。
「Batman: Arkham Origins」の開発に絡む情報
- “Batman: Arkham Origins”の開発は改良版のUnreal Engine 3を利用している。
- 本作の開発を率いるプロデューサーEric Holmes氏は、かつてPrototypeのリードデザイナーを務めた人物で、2010年12月にはEpicに入社し、Cliffy Bと2人でオープンワールド作品と噂された新規IPの開発を率いていた。(※ このIPはSamaritanだったのではないかとも見られている)その後2011年10月末にWB Montrealへと移籍していた。
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