次世代機対応も果たす人気RPGシリーズ最新作“Dragon Age: Inquisition”の導入にあたって、シリーズ前作からのセーブデータ移行に問題を抱えているDragon Ageシリーズですが、この問題に一定の解決をもたらす新サービス「Dragon Age Keep」が発表され、シリーズ2作を通じてプレイヤーの選択を再現し、ゲーム世界の情勢を含む背景の学習も兼ねた上で来る最新作にインポート可能なWebサービスの開発が進められていることが明らかになりました。
既に公式サイトもオープンし、簡単なアンケートを含むベータテスト参加の受付も開始されており、来年初頭にテストが実施されることが判明しています。
Dragon Age Keepは、過去にプレイヤーがWardenとHawkeをどのように変化させたか、仲間は誰だったか、誰とロマンスに落ち、誰が権力を握り、或いは没落したかといった前2作の主要な選択と結果をアプリ内で再現しつつ、Chantryとメイジの対立や、Ferelden王国とOrlesian帝国の軋轢、Qunariの情勢などを改めて整理し、出来上がった結果をクラウド経由で“Dragon Age: Inquisition”にインポートするもので、Mark Darrah氏は引き続きセーブデータそのもののインポート実現に取り組むことを前置きしつつ、前2作のリプレイを必要とせず様々な情勢を新作にアウトプット可能なKeepにも一定の利点があることを強調しています。
また、Mark Darrah氏は初代からDA2へのセーブデータ移行に600種ものデータポイントが存在し、セーブデータの移行そのものがbuggyで修正対応が困難な複雑な要素であることを挙げており、Keepがロジックの矛盾から解放し、新作へのシンプルな移行を実現するメリットも併せ持つと強調していますが、コアなファンにとって本シリーズの重要な要素の1つであった筈の引き継ぎを簡素化することが歓迎すべき対応でないことは容易に想像が付くところで、今後Keep以外の移行が実現されるか、動向に改めて注目が集まるところです。
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