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11月8日のBlizzCon 2013開催が目前に迫る状況となっていますが、本日Blizzardが公式Blogを更新し、「Diablo III」初の拡張パック“Reaper of Souls”に実装される新Artisan“Mystic”に関する概要が明らかになりました。

EamonとShenに続いて登場する新Artisan“Mystic”は、Myriam Jahziaと呼ばれる遊牧民Vecin出身の女性で、Allmotherと呼ばれる神を信仰しているとのこと。また、MyriamはReaper of Soulsの舞台となるWestmarchの都市でプレイヤーと出会い、Artisanとして装備のリロールを可能にする“Enchanting”と、プレイヤーの外観を変更する“Transmogrification”をプレイヤー向けに提供します。

アイテムのリロールを可能にする“Enchanting”の概要

Myriam Jahziaが営業を開始した“Mystic”の荷馬車では、“Enchanting”によりプレイヤーが入手したアイテムの任意のプロパティを、他のプロパティに置き換えリロールすることが可能となります。入手したレジェンダリ品のプロパティが一部有用でない場合に、必要なプロパティに置き換えるなど、オークションハウス撤廃後のDiablo IIIにおいて、より強力で完成度の高い装備を手に入れる主要な手段となるのではないでしょうか。

以下、実際にMysticで“Enchanting”を利用し、Echoにソケットを追加する様子が紹介されています。

1：Myriamと会話し、“Enchant”メニューを選択する。

2：Enchantingウィンドウにアイテムを置くと、そのアイテムが持つプロパティのリストが表示される。プレイヤーはこの中から1つのプロパティを選択し、リロールすることが可能。

3：ここでは例として“+430 Strength”をリロールするプロパティとして選択。必要なクラフト素材と費用を所持した上で“Replace Property”をクリックすることでリロールするプロパティが“+430 Strength”に固定された。

4：利用可能な選択リスト（※ ここではソケット1と、全スキルのクールダウン7％の2つが候補）が表示され、入れ替えるプロパティを選択する。また、右ウィンドウには付与される可能性があるプロパティに関する追加情報が記載されている。

5：これでEnchantが完了し、STRボーナスがソケットに変更されたが、プレイヤーは今回のソケットを再度別のプロパティにEnchantし直す事も可能で、この場合には追加費用とクラフト素材が必要とされる。

■ その他“Enchanting”に関するディテール

• 全てのプロパティがリロール可能とは限らないが、大部分のプロパティがリロール可能となる予定。（※ レジェンダリ固有のプロパティ等を指していると思われる）
• アイテムの入れ替え可能なプロパティは1つで、一旦“Enchanting”でプロパティを変更した場合、変更された箇所以外のプロパティはロックされ、リロール不可となる。
• “Enchanting”によりリロールしたアイテムはアカウントバウンドとなり、他のプレイヤーと交換不可。

プレイヤーの外観を思いのままに変更する“Transmogrification”

Mysticが擁するもう1つのサービスは、レジェンダリやセットアイテムを含む全てのアイテムが持つ外観を対象とするカスタマイズ“Transmogrification”で、プレイヤーが装備するアイテムをアンロック済みの外観に変更させ、ヒーローの自由な外観カスタマイズを可能にする。

CommonとMagic、Rareアイテムの外観アンロックはMysticのレベルアップと共に行われ、レジェンダリとセットアイテムは任意のアイテムを識別した際にアンロックが行われる。

1：Myriamと会話し、“Transmogrify”メニューを選択する。

2：Transmogrificationウィンドウにアイテムを置く。

3：新たなビジュアルオプションがアイテムの下に表示される。外観の候補を選択すると、右エリアに変更後のプレビューが表示される。

4：新たな外観を決めた場合、必要な費用を用意し“Transmogrify”をクリックすることで外観の変更が可能。

5：出来上がり！

Artisan level（1～10）の上昇に伴う“Mystic”施設の変化