本日、元UbisoftのJulien Cuny氏とLouis-Pierre Pharand氏が設立した新スタジオPixyulが、3Dスキャン技術を利用して再現した地球そのものを舞台とするPC向けの新作サバイバルアクションRPG「ReRoll」を発表し、その壮大な構想と意欲的な取り組みが大きな注目を集めています。
崩壊後の地球を舞台にしたサバイバルを描く“ReRoll”は、民間のドローンに地形の3Dスキャンを外部委託し、これをベースに舞台となるオープンワールド世界を構築するもので、現実そのものを再現した世界でプレイヤー達が生存を目指すオンライン作品として2015年中頃に最初のコンテンツリリースを予定しているとのこと。
また、発表に併せて公開された公式サイトでクラウドファンディングが開始されたほか、究極とも言えるオープンワールド環境の構築やゲーム性に関する以下のようなディテールが判明しています。
■ ReRollのゲーム性やオープンワールド構築に関する情報
- 現実の地球を舞台とするオープンワールド世界の構築にあたって、地形の3Dスキャンを民間のドローンに外部委託し、一度に1平方km単位で撮影される様々な国や都市、地域のデータをベースにPixyulが3Dスキャン技術を用いポストアポカリプスな設定を反映させつつゲーム内世界を構築する。また、Pixyulは民間用のeBeeドローンを開発したsenseFlyとも提携している。
- Pixyulは、実際の生活が営まれている地球こそがプレイヤーが戦い、或いは生き残るべき理想の環境だとアピールしている。
- ReRollは、持続性のゲームプレイを特色とするオンラインオープンワールドサバイバルアクションRPGで、プレイヤーは都市や荒野を探索し、サバイバルに必要なアイテムを自ら作り、文明崩壊の原因となったミュータントの脅威に対峙する。
- 本作におけるプレイ可能な地球環境の単位はBrickと呼ばれており、最初のBrickが2015年中頃にリリースされる予定。
- 世界の探索はソロやCo-opプレイ可能で、ガーデニングや有用な資源の回収、工作、家畜の育成といったスキル選択が用意されている。
- プレイヤーはゲームプレイを通じて様々なアイテムをクラフト可能で、新たなスキルも習得可能。また、ツールや武器、シェルター、医療用具、自動車といったアイテムが購入可能。
- プレイヤーは生命を維持するために作物の収穫や漁、ニワトリを育てるといったプレイや、ミュータントの大群を生存者達に寄せ付けないための武装兵士といったプレイが可能。
- RustやDayZに代表される近年のサバイバルタイトルと大きく異なる点として、ReRollは生産要素を含むサバイバルにフォーカスしているため、常時可能な対人戦コンテンツは用意されていない。またPvPを好むプレイヤー向けに対人戦を可能にするアリーナの導入が検討されている。
- ゲーム内の世界に実際の現地時間と昼夜サイクル、天候、温度の反映が検討されているほか、Googleカレンダーやモバイルアプリケーションを通じてインゲームキャラクターの行動トラッキングや管理機能の実装が予定されている。
■ 新スタジオPixyulについて
- Pixyulは、モントリオールに設立された新スタジオで、元Ubisoft MontrealのベテランJulien Cuny氏とLouis-Pierre Pharand氏によって設立された。
- Julien Cuny氏はかつてUbisoftでAssassin’s Creedのコンテンツ開発を率いたリーダーで、Louis-Pierre Pharand氏は、UbiWorkshopの元クリエイティブディレクター兼ヘッドとして活躍したベテラン。2人はFar Cry 2やAssassin’s Creedのコミックや短編映像といったフランチャイズのトランスメディア展開にも寄与し、UbiWorkshopの設立に役割を果たした人物として知られている。
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