先日、GI誌4月号の表紙を飾りお披露目を果たしたRocksteady StudiosのBatman Arkhaシリーズ最新作「Batman: Arkham Knight」ですが、新たにGame InformerがSefton Hill氏や新たにシニアスクリプトライターとしてRocksteadyに参加したMartin Lancaster氏(※ GuerrillaやCrytekのライターとして知られる)が来る新作のストーリーについて語るインタビュー映像を公開しました。
今回はこのインタビューとGame Informer誌の特集から判明したプロットに絡む興味深いディテールに加え、発売日と予約特典に関する気になる情報をまとめてご紹介します。
■ プロットに関する新たなディテール
- 今回の記事には前回ご紹介しきれなかったストーリーやディテールのみ記載しますので、概要や発表済みの新要素については前回の紹介記事をご確認下さい。
- Batman: Arkham KnightはBatman: Arkham Cityの終了から1年後の出来事を描いているが、ゴッサムシティではジョーカーの死により犯罪発生率が低下している。その一方でバットマンは何かがおかしいことに気がついており、来る有事や減少した犯罪と戦うためハイテク技術の改善に取り組んでいる。
- この間、ジョーカーの死を経た他の主要なヴィラン達は、バットマンを陥れるための計画を練るため協力し共に時間を過ごしていた。
- それぞれのヴィラン達は新たなゴッサムシティの各所で固有のミッションを担っており、バットマンの活動を意図して広範囲に拡散させることを目的としている。
- スケアクロウはゴッサムシティの各所に爆弾設置し、新型の毒ガスが散布される恐れがあることから、市全体に避難命令が出ている。
- これに伴い、ゴードン率いる警察勢力が犯罪者に圧倒され、ゴッサムシティには犯罪者のみが残る状況となっている。
- メディア向けに行われたデモでは、一度に登場する暴漢の数が前作の4倍から5倍近く増加しており、50体程度のキャラクターが一度に登場することが確認された。
- シリーズを通じてバットマンをサポートしてきたオラクルが初めて(オラクルとして)実際の姿で登場を果たす。バットマンはオラクルがゴッサムシティに残っていることを知っているが、ゴードンは彼女が市内に居ないと信じている。この嘘はプロットのポイントとなる可能性がある。
- 既に報じられているように、Arkham AsylumとArkham Cityの脚本を担当したDCの大御所Paul Dini氏は最新作に関与していないが(※ 先日Paul Dini氏がTwitterで何も心配することはない、Rocksteadyはバットマンを知り尽くしていると強調した)、DCのチーフクリエイティブオフィサーを務めるGeoff Johns氏とDCのライターチームがArkham Knightのストーリー開発に取り組んでいる。また、ゲームディレクターを務めるSefton Hill氏がライターチームを率い、新たにCrysisやKillzoneシリーズで活躍したMartin Lancaster氏をシニアスクリプトライターとしてRocksteadyに迎え入れている。
■ バットモービルに絡む新情報
- Batman: Arkham Knightでは、これまでカメオ的な登場に留まっていたバットモービルがゲームプレイのコア要素に組み込まれる。
- Arkham Cityから5倍にまで拡張されたゴッサムシティを移動するためにバットモービルに搭乗可能となるが、この導入に伴いゴッサムシティ内部の移動を容易にするため、非常に狭かった道路が広くとられ、新要素であるバットマンのイジェクトジャンプを生かすため、都市のビルがより高く拡張されている。
- Rocksteadyはバットモービルをビデオゲーム史上最高の一台にするべく、160MBのメモリを消費する数十万ポリゴンとリッチなテクスチャ、シェーダーを適用させているとのこと。
- Walmartの予約特典に専用デザインのバットモービルが含まれており、バットモービル自体にスキンが存在すると見られている。
■ 発売日に関する情報
- SteamにPC版の商品ページが新たに登場し、GameStopの広告バナーと同じく2014年10月14日発売(国内Steamは15日)の文言が記載されている。
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