今月17日に、ゲームプレイがプレイヤーベースの1%未満となりマッチメイキングに長い待ち時間が生じていたことから、通常のプレイリストから“CTF”と“Pilot Hunter”(パイロットハンター)が削除されたPC版「Titanfall」ですが、新たに公式サイトが更新され、本作のマッチメイキングに関する手法やバックエンドのディテールの紹介と共に、待ち時間の軽減を図る修正を施した“CTF”モードがPC版に復活を果たしたことが明らかになりました。
今回の復帰は、前述した長い待ち時間を解消するため、マッチメイキングの検索が5分を超えた場合に近隣のリージョンへと接続しマッチング範囲を広げるというもので、ラグは生じやすくなるものの、復活を望むプレイヤー達が全くプレイ出来ない状況よりも好ましいとRespawnは説明しています。
さらに、不均衡なチームバランスを調整するマッチメイキングの改善にも取り組んでおり、6vs4のマッチがロビーのカウントダウン中にプレイヤースキルを考慮した上で、パーティを解体せず5vs5に変更するような調整が加えられるほか、予てから明言されている新しいゲームモードや既存モードの調整、ハッシュタグを利用したマッチメイキングシステムといった改善にも取り組んでいるとのこと。
また、今回の更新ではMicrosoftのクラウド技術を利用したマッチメイキングの仕様や手法についても触れられており、幾つかの興味深いディテールが明らかになっています。
- “Titanfall”のマッチメイキングは、まず世界中のデータセンターの接続をテストした上で、最良の接続が可能なデータセンターに接続。その後同データセンター上のプライベートロビーサーバへと接続される。プライベートロビーサーバは、ロードアウトのカスタマイズやStatsの確認、パーティの招待等の機能を担う。このプライベートロビーサーバはMicrosoftの“Azure”クラウドインフラストラクチャー上に存在する所謂プレイヤー固有のDedicatedサーバインスタンスであり、P2P方式で見られるようなホストのマイグレーションや本体の電源オフによるサーバの消失といった事象は発生しない。
- プレイヤーがキャンペーンもしくはプレイリストの選択をした場合、ロビーサーバが“Stryder”と呼ばれるバックエンドのマッチメイキングサービスに対してマッチメイキングに必要な情報(検索するゲームモードやスキル関連のデータ等)を送信する。
- Titanfallのバックエンドは、4大陸に広がる11のデータセンターにより構成されている。
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