攻守に用いられる多彩なツールを紹介する「Rainbow Six Siege」の新たな開発映像が公開、幾つかの新情報も

2014年11月6日 19:00 by katakori
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「Rainbow Six Siege」
オーストラリアスタイルでラペリングするアタッカーチーム

先日、公式Blogにてリスポーンの廃止決定に絡む新作のコンセプトや、ダウン後もチームプレイに貢献出来る新要素Supportモードに関するディテールが報じられた期待のシリーズ最新作「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」ですが、新たに公式Blogが更新され、偵察用の小型ドローンや突入用のBreaching Charge、任意に展開可能なカバーポイントなど、アタッカーとディフェンダーチームがそれぞれ攻守に利用する多彩なツールを紹介する開発映像“Behind the Wall”シリーズの最新エピソードが公開されました。

また、アタッカー側のツールにフォーカスした数枚のコンセプトアートと共に幾つかの新情報も判明しています。

攻守に用いられるツールを紹介する“Rainbow Six Siege”の新たな開発映像
  • “Rainbow Six Siege”の情報収集用ツールとして、複数のドローンが登場するが、これらは多くのタクティカルチームが現実世界で実際に使用しているツールを元にデザインされており、特にCTU(テロ対策ユニット)が爆弾解除時に利用する偵察ドローンをプロトタイプの制作に利用している。
  • ディフェンダーチームが立て籠もるエリアの情報収集ツールとして、カメラを搭載した小型の自走ドローン(※ これまでのSnake Cameraに相当する)に加え、周辺の空域を飛行するヘリコプターや無人の飛行ドローン経由の“Eagle Scan”が用意されており、アタッカーチームのプレイヤーは皆これらドローンの視点にアクセス可能。
  • マップの屋内がディフェンダーの要塞となる一方、屋外エリアはアタッカーチームのサンドボックスであり、自由度の高いラペリングやブリーチを伴うチャージが可能となる。
  • ラペリング(懸垂下降)は、ロープに座るような姿勢で下降する通常の下降に加え、オーストラリアのSASが開発したことから“Aussie”と呼ばれる頭を地面に向けて下降する両方のスタイルが選択可能。Aussieスタイルは、地上に脅威が存在した場合にオペレーターがこれに対処/射撃可能となる利点が挙げられる。
  • ラペリング中は任意にポジションや視点の変更が可能で、過去のR6作品よりも有機的な動作が可能となるよう改善されている。
  • “Rainbow Six Siege”の大きな新要素として攻守の両方に大きな影響を与える戦略的且つプロシージャルな破壊要素が存在するが、Breaching Chargeはアタッカーチームのみ利用可能となっている。
  • 脅威を無力化するツールとして、アタッカーチームは幾つかのフラッシュバンとフラググレネード(破砕手榴弾)を携行可能。Ubisoftは現実世界のCTUが局所戦における危険を鑑み、伝統的にフラググレネードを携行しない事実を挙げた上で、“Rainbow Six Siege”はフランチャイズの歴史を尊重し調和させるために登場させることを決定したと説明している。ただし、Ubisoftはフラググレネードがチームメイトと人質にとっても致死的な威力を持つことから、注意深く利用する必要があることを重ねて強調している。
  • 来週はディフェンダーチームのツールに関する情報が公開される予定。
「Rainbow Six Siege」
偵察用の小型ドローンを描いた初期のコンセプトアート
「Rainbow Six Siege」
フックとウィンチを利用したオーストラリアスタイルのラペリング
「Rainbow Six Siege」
ラペリングとブリーチングを併用した有用なコンボ
「Rainbow Six Siege」
Breaching Chargeの展開プロセスを描いたコンセプトアート
「Rainbow Six Siege」
開発初期のBreaching Chargeは任意の場所に投擲可能なスティッキータイプだった
「Rainbow Six Siege」
バリスティックシールド利用時のスタンス
情報元及びイメージ:Ubisoft

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