先日、バリエーション豊かな小型宇宙船と謎の巨大構造物を描いた美しいGI誌最新号のカバーアートが公開されたHello Gamesの新作「No Man’s Sky」ですが、昨日配信された最新号には大量の未公開スクリーンショットやアートワーク、宇宙船のデザイン、野生動物のアートワーク等を含む11ページの特集記事が掲載されており、明日から始まる年末の大規模イベントにてお披露目される本作の具体的なディテールが幾つか判明する状況となっています。
今回は、一部大きなネタバレを除いた多岐に渡る本作のゲームシステム的な情報と、2本の素敵なファンメイド映像をまとめてご紹介しますが、情報の一部に軽度なネタバレが含まれますので、閲覧には十分にご注意下さい。
- “No Man’s Sky”には、映画“2001年宇宙の旅”のエンディング近くに用いられたワープシーンにインスパイアされたアブストラクトなイントロシーケンスが用意されている。
- 全てのプレイヤーが同じ条件でスタートするとは限らず、幾つかのスタート惑星は荒れ果て、幾つかはレアな資源を特色とするなど、多彩なバリエーションが見られる。
- ゲーム内には全ての銀河をカバーするマップが存在しており、幾つかのズームレベルが用意されている。銀河全体を見渡す大域マップの中心にはブラックホールが存在し、小さな点がプレイヤーの位置を示す。
- もう一段階ズームすると、個別の星系が描画されるレベルに移行し、星系の移動や存在する惑星の数、経済活動の基盤となる宇宙ステーション、得られる資源の種類など多くの情報が確認できる。
- 最大までズームした場合、個々の惑星が調査可能となる。他のプレイヤーが既に対象の惑星を調査していた場合、幾らかのディテールが提示され、調査が及んでいない場合には、惑星の調査に乗り出すことも可能。
- 銀河マップにおいて、友人の位置やStatsが確認できる。
- 未確定ながら、ゲーム内のメッセージ通信システムの導入が示唆された。なお、ボイスチャットは実装されない。
- “No Man’s Sky”の世界における通貨は“Unit”と呼ばれ、資源の採掘や売却、何らかの新しい発見といった行動により得られる。
- 資源の採掘は採掘レーザーやグレネードを利用し行われ、スキャニングモードを通じてリソースを見ることが出来る。
- 採掘した資源とハイパードライブ用の燃料は共に宇宙船の貨物倉に収容されることから、別の星系まで売却に向かう場合には採掘した資源の価値を理解しておく必要がある。
- トレーディングポストは惑星の近くに点在しており、幾つものタイプが存在する。トレーディングポストには資源を買うバイヤーや、特定の武器やスーツのアップグレードを手掛ける商人が存在しており、彼らの在庫や取り扱い商品はそれぞれ異なる。
- こういったショップで販売されるアイテムにはそれぞれに品質を決定づける5段階のレーティングが設定されている。
- 各星系には宇宙ステーションが存在し、その大きさによって販売アイテムのレベルが変化する。巨大な宇宙ステーションであるほど、より良い船やアップグレードを取り扱っている。なお、宇宙ステーションの形状は様々で、映画“スター・ウォーズ”シリーズに登場するデス・スターや、“スタートレック”シリーズに登場するボーグ・キューブ的な外観のステーションが確認されている。
- 宇宙ステーションには、ドッキングベイが用意されており、ここに到着した場合は、船外に出てステーション内を散歩しながら売買可能な貨物や宇宙船の性能や外観、値段をチェックするといった行動が可能。
- プレイヤーは他者の船を攻撃し、貨物を盗むことができるが、宇宙ステーションがその星系を管轄する銀河警察を派遣し、正統な理由を持たない場合プレイヤーを攻撃する。また、プレイヤーには懸賞金が掛けられる。宇宙に存在する複数の党派にも同様のシステムが適用され、プレイヤーの行動によってそれぞれの行動が変化する。
- 宇宙ステーションをプレイヤーの攻撃によって破壊することは出来ないが、攻撃は可能。攻撃した場合には前述した通り、宇宙ステーションに対する評判が下がり、銀河警察に追われる結果となる。
- プレイヤーが死亡した場合、スーツと武器のアップグレードは失われない。船を失った場合は、ポッドで最も近い惑星へと脱出し、船に所有していた全てのアイテムを失う。ただし、前述したアップグレードとインゲーム通貨“Unit”は保持される。(※ 船のアップグレードは保持されず、船を失った場合はアップグレードを含めて再度買い直す必要がある)
- プレイヤーが購入・アップグレード可能なアイテムは大きく分けて3つのカテゴリ“宇宙船”と“スーツ”、“武器”に分類され、初期に利用可能なアップグレードとして以下のような要素が掲載されている
- 宇宙船の性能を向上させるアップグレード
- シールド
- レーザービーム
- プラズマショット
- ラピッドファイヤーショット
- エネルギー魚雷
- 運動性能に影響するウィング
- 放射能や毒、酸等を含む有毒な環境への着陸を可能にする船体
- 航行スピードに影響するエンジン
- ハイパースペースジャンプ可能な距離に影響するハイパードライブ
- 搭載可能な貨物とハイパードライブ用の燃料で共有する貨物倉
- プレイヤーが着用するスーツ
- シールド
- リソースの許容量
- ジェットパック
- 有害な環境での行動に必要なエアハザード
- 水や酸、アルコール内の行動可能時間に影響を与えるリキッドハザード
- 武器
- レーザービーム
- プラズマグレネード
- エネルギーショット
- スキャン効果範囲
- スキャンタイプ
- 野生動物を殺すことに対する報酬はない。見る者全てを殺す必要はないが、望むのであればそれも可能。
- 先日公開された開発映像に登場していた古代のロボットが本作の主要な敵勢力となる。
- ロボットには映像に登場していた四足歩行タイプに加え、二足歩行のガードロボット的な存在が確認されている。
- 本作の大きな売りとしてあらゆる存在のプロシージャル生成が挙げられるが、このロボット勢力についてはプロシージャル生成されず、それぞれに固有の攻撃手段と対処方が存在する。このロボット達はレーザーや機銃操作を行い、カバー行動を取り、FPSゲームに登場する敵のような戦闘行動を見せる。
- プレイヤーが宇宙船で戦闘を行う場合、搭載する武器に様々な効果が用意されている。レーザーは敵の装甲を溶かすことに秀で、プラズマ体の射出は敵船体にダメージを与える。魚雷は甚大なダメージを与えるが発射速度が遅い。なお、弾薬制限は存在せず、武器の使用はクールタイムで管理される。
- 惑星を調査する場合、まれにエイリアンの寺院が発見可能。これを見つけた場合、銀河の中心により近い任意の惑星に通じるポータルとして利用可能。なお、ポータルの利用には特定の武器タイプ、もしくは武器の組み合わせが必要となる。また、この寺院にも多彩なデザインが用意されている。
- 本作の目的は、銀河の中心を訪れることにあるが、そこに何があるかについては極秘とされている。また、Hello Gamesはこれをプレイヤーが発見した場合、他者に共有しないことを望んでいる。
- 銀河の中心に到達するまでに必要なプレイ時間はおよそ40から100時間程度を想定している。
- 銀河宇宙の探索度を示すパーセンテージメータは実装されない。
- “No Man’s Sky”のEarly Accessやベータテストは実施されない。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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